シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・！？
大きくて、チャーミングな家。
今回のシェアハウス探検隊は、「COUVERTURE 代々木公園」。代々木公園のほど近くにある、大きな大きなお屋敷の女性専用シェアハウスです。
この辺りは大使館も所在する高級住宅街。スケールの大きい邸宅がずらりと並び、賑やかな山手通りから一転、時間の流れさえもゆっくりに感じてしまうハイソ感が漂います。
メイドさんが仕えていたこともあったという邸宅をリノベーションしたシェアハウスの部屋数は、なんと20室。バスルーム付きの部屋もあるのですから、お屋敷の大きさに驚きです。
格調高い設え、ほっこりぬくもりを感じる調和のとれたインテリアと、じっくり日々の暮らしを楽しめそうです。
駅から山手通りを歩いて10分ほど。小道に入ると現れる、急な勾配の坂道に建つこちらの邸宅が今回のシェアハウスです。
立派な生垣が連なる通りは、緑も多く清々しい気持ちになります。
正面玄関はこんな感じ。アプローチの階段は直接通りへと続いています。
お屋敷の雰囲気にピタリと合う木彫の玄関扉も立派なものです。
ちなみに、指紋認証型のハイテク錠前も設置されています。
では、さっそく内部を拝見していきましょう。
ゆったり広めの玄関は、心なしか気持ちにも「ほっ」と余裕が生まれるような気がします。左手のドアの先がリビングです。
玄関の脇には、部屋ごとに収納スペースの分かれた大型の靴箱が設置されています。現在は対面の壁にもブーツ用の靴箱が設置され、女性目線のフォローも行われたそうです。
「おかえりなさい」と、ひつじの子分が迎えてくれるのもポイントなのです。
では、さっそくリビングへ。
ドアを開けると、落ち着いた色合いの開放感のあるリビングが広がります。
手前にソファ、奥にダイニングとゆるやかにゾーニング。十分なゆとりをもった、リラックスできる空間に仕上がっています。右手のアーチ状に切り取られた間仕切り壁も、とても印象的。
ダイニング側にまわると、広々とした空間がさらに実感できます。ソファの対面に設置された共用のTVは大型のものですが、ほら、小さく見えます。
特筆すべきは、広いスペースながらもパブリックすぎず、戸建て物件のほどよい距離感がしっかりと感じられるところ。部屋数自体はわりと多めの物件ですが、大型物件に抵抗がある人でも違和感なく受け入れられるかも。
振り向くと、アーチの向こう側にもテーブルスペースがあります。奥のドアはキッチンに続きます。
テーブルの頭上に設置されたカゴ状のペンダントライトはかなり大きめサイズ。
内装を手がけたデザイナーさんも一押しの空間とのことで、間仕切り壁のアーチと並んでアイコンとなりそうです。
不揃いなチェアもまた良い感じ。
テーブル脇の食器棚の上には、BGMをかけるときに便利なPCも置かれています。小ぶりながらスピーカーが備え付けてられているあたりも、ちょっとした配慮。
では、テーブル脇のドアからキッチンへ移ります。
3〜4人程度なら一緒に作業できそうな、コの字型のシステムキッチンです。
共用の特大冷蔵庫にはウォーターサーバーも付いています。
家の中の奥まった場所ですが、採光はしっかり確保され、明るく風通しの良いスペース。シンク、コンロともに2台づつ設けられているのも嬉しいところ。
シンクはお鍋もらくらく洗えるサイズ。脇には高性能レンジも設置されています。
食器洗浄機、オーブンともに現役選手とのこと。
オーブンの使い方が欧米仕様とのことで慣れが必要かもしれませんが、すでに入居者さんはクッキーやパンなどを焼かれているのだそう。
使いこなせればレシピの幅がぐんと広がり、料理が楽しくなりそうです。
ホットプレートや、ホームベーカリーなどのキッチン家電も揃っています。
それでは、水まわり設備をみていきます。
バスルームは、1階にシャワールームが2室、2階にバスタブ付きが2室あります。
まずは、1階のシャワールーム。シンプルなつくりです。
脱衣室には棚が設置されています。洗面道具や衣服を置くときに助かりますね。
シャワールーム脇にあるトイレには、洗面台が付いています。
1階のもう一方のシャワールームまわりはこんな感じ。こちらは、洗面台が独立しています。
では、2階のバスルームを見ていきましょう。
バスルームは、バス・トイレ・洗面台がひとつに集約された一体型です。
鍵はもちろんかかりますが、洗面台とトイレが使えなくなってしまうので、他のスペースと併せて柔軟に使用していくことになりそうです。絶対数として足りないということは、おそらくどの設備も無いはず。
バスタブは足が伸ばせるサイズです。
欧米風で広々と開放感があるのがメリットですが、好みが別れるスタイルでもあります。気になる方はチェック要です。
2階のもう一方のバスルームも、バス・トイレ・洗面台一体型。
今回は室内にバスルームが付いた部屋もあるので、思う存分バスタイムを楽しみたい方は、そちらを検討されても良いかと思います。
ランドリースペースは半地下に設けられています。
半地下フロアはコンクリートむき出しで、割と無骨な印象。
自転車置場につながる勝手口が設置されていることもあって、靴箱も設置されています。
ランドリースペースは2室。奥の2台と、一番手前が洗濯機。側面に扉が付いているものが乾燥機です。
手前の洗濯機・乾燥機は海外製のもので、一度にたっぷり洗濯・乾燥できるのだとか。とくに乾燥機はガス式でパワフルとのこと。
乾燥までスピーディに行えるのは嬉しいですね。
あ。洗濯機・乾燥機ともに、機能はコインランドリーのようにパワフルですが、無料で利用できますのでご安心を。
半地下フロアには、小さめリビングも設けられています。
勝手口の脇に設けられたコンパクトなリビングは、むき出しのコンクリートが程良いアクセントに。
洗濯物の待ち時間など、意外と便利に使えそうです。
コンパクトとは言え、キッチン家電やTVも設置されています。
では、そろそろお部屋を見ていきましょう。
まずは102号室。
内装はシンプルで何とでも合わせやすそう。備え付けのデスクとチェアも、木の色が可愛くテイストを選ばない良いチョイスです。
2面にある大きな窓も好感度アップ。
収納スペースにはポールハンガーが渡されています。高さが結構あるので、棚を利用すれば結構収納できそう。
掃き出し窓からは庭に出られます。
続いては107号室。ウッドデッキテラス付きのお部屋です。
右手に見えるのは冷蔵庫とクローゼットです。各部屋には冷蔵庫が備え付けられています。
緑でいっぱいにしましょうか。それとも、プチアトリエにしましょうか。
気軽に出られるテラスは、リラックスするにもぴったりの空間となりそうです。
ではでは、2階のお部屋を見て行きましょう。
こちらは、201号室。
きめの細かいカーペットの床のためか、ホテルのような雰囲気。
たっぷり衣服を収納できるクローゼットもあります。
こちらは、9.8畳と広めサイズの202号室。
お気に入りの家具とは離れたくない！という方でも、安心の広さです。
収納もたっぷり。
部屋には天井に引っ掛けて洗濯物が干せる輪っかが備え付けられています。さりげないですが、見ての通り便利に使えます。
こちらは、もっと広い13.5畳の206号室。バスルーム付きです。
入口まわりに間仕切り壁のある少々変わった間取りですが、ベッドまわりの目隠しになったりとコレはアリかも。ゾーニングもしやすそうなので、家で仕事をする方には相性がいいのではと思います。
奥にはポールハンガーが渡された、大容量の収納スペース。
そして、こちらは室内に設けられた専有のバスルーム。
洗面台とトイレも一体で、外出前のひと通りの所作をゆっくりと邪魔されずに行えます。それにしても、個室に足が伸ばせるバスタブが付いているなんて、贅沢だなぁと羨むばかり。
そうそう。部屋のサインは可愛いピンク色です。
自転車は、半地下フロアの勝手口脇にある駐輪場に停めます。後日、サイクルラックも設置する予定と伺ったので、サイクリストの方は現地でぜひ確認してくださいませ。
場所柄、使い勝手の良いチャリがあれば活躍の余地は絶大、かと思います。
さて、「COUVERTURE 代々木公園」の最寄駅は東京メトロ千代田線・代々木公園駅です。
駅からシェアハウスまでは歩いて10分ほど。駅周辺にはスーパーや生活品店が充実しています
明治明治神宮前〈原宿〉駅まで2分、大手町駅まで17分、山手線に乗り換えて渋谷駅まで9分とアクセス至便な立地です。また、ほど近くにある小田急線・代々木八幡駅からは、新宿駅まで6分とこちらも利用頻度は高そうです。
また、自転車があれば都心へのアクセスも、より捗りそう。
代々木公園、明治神宮など、近隣の緑いっぱいのスポットをサイクリングするのも気持ちよさそうです。
運営をされるのは、「株式会社シー・スペース」さん。
実際に巡回されている女性スタッフさんに案内していただいたのですが、住人さんと和気あいあいと話す姿が印象的でした。
住居の随所からは、日頃から丁寧にケアされているのだなと肌で感じとれます。おそらく、事業者さんだけでなく、入居者さんも日頃から家のケアをきちんとされているのだと思います。
ついつい、より良い暮らしのために支え合う関係って良いものだなぁと、しみじみ思いにふけってしまいました。
おそらく、シェアがはじめての方でも大丈夫。気軽に相談できる、持ちつ持たれつの関係であってほしいものです。
「ゆとりのある暮らしをしたいな」と考えている方は、こちらからチェックしてみてはいかがでしょうか。
家の中で「後片付けは女性のたしなみ」というメッセージが転がっているのを見かけました。
自然体でいて凛としている女性の姿が、ふと頭をよぎったのでした。
（イシクラ）
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