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見どころ満載。2013年の関西シェア事情を、おさらい!
今回のシェアハウス探検隊は、久しぶりに関西の様子をダイジェストでお届けします。
2013年も残すところ、あと2週間足らず。2012年より本格的に動きだした関西シェアハウス市場ですが、2013年も勢い衰えることなく、さまざまなシェアハウスがオープンしました。
なかでも、続々とつづく大型シェアハウスのオープン、京町家再生プロジェクトの始動などは、なかなかホットな話題。関西の特徴とも言えるであろう、スケール感の大きな迫力ある物件も健在です。
関東にいても気になる、関西のユニークなシェアハウス群。年末〜年明けオープンの最新のシェアハウス情報も織り交ぜつつ、ダイジェスト・スタートです。
はじめは「ANTEROOM APARTMENT OSAKA」。大阪・池田の全48室の大型シェアハウスです。
「ANTEROOM KYOTO」が“京都の今のアートとカルチャーが集まる場所”をコンセプトに誕生したのが2年前のお話。住まい、ギャラリーとしての空間、インテリアなど各方面で話題となりました。
そして満を持してのシリーズ第2弾が、この「ANTEROOM APARTMENT OSAKA」です。アートとカルチャーを軸としたコンセプトは一貫しているものの、大阪という舞台で広げられるソレは、京都とはまた違った迫力があります。
広さ66畳&天高4.6Mという全国でも指折りのスケールを誇る大空間ラウンジにはじまり、カフェ、リラクゼーションスペース、アトリエも併設。
特筆すべきは、スケールの大きさに反して細かなディテールまで完成度が高いこと。ラウンジの天高を利用した小上がりスペースは、日常にも程よい刺激をもたらしてくれそうです。
カフェスペースや廊下の突き当たりなど、共用部の随所にはアート作品が飾られています。
作品はときに更新され、いつもの風景にすこし変化をもたらします。四季の移り変わりのように、アートを楽しむ暮らしかた。たぶん、新鮮な体験になるはず。
部屋は水まわり設備付きのワンルームタイプの部屋をはじめ、いくつかの広さの異なる間取りから選べます。
他にも見どころの詰まったシェアハウスの詳細はこちらから、空室情報のチェックはこちらからどうぞ。
続いては、京都の「京だんらん 西陣千両ヶ辻」。
通称・うなぎの寝床と呼ばれる、敷地の奥行き約30メートルの京町家を活用したシェアハウスです。
「通り庭」「茶室」「蔵」といった京町家ならではの建物の特徴と、どこか北欧を彷彿させるシンプルかつモダンなデザインがほどよく融合。
懐かしくも新しい、バランス感覚に富んだ住空間が広がります。
「あ!」と発見のある家は、住めば住むほど愛着が湧きます。京だんらん 西陣千両ヶ辻も、たぶんそんな家なのだろうなと。
リビングに敷かれたフローリング、チェアのシートの織り、手すりのデザインがヘリンボーンで統一されていたり、蔵の屋根に用いられた銅板の経年変化をじっくりと楽しんだり。茶室からの風景も、ふすまと葦戸とでは楽しみ方が大きく異なりそう。
うなぎの寝床という特異な敷地も、ユニークな暮らしのスパイスに。
玄関から“通り庭”を奥へ奥へと進む導線は、奥底で眠っていた冒険心をチクチクと刺激します。和室のにじり口も健在です。
舟底天井や木枠の窓を活かした個室も、レトロ好きにはたまらないかも。
もっと詳しく知りたい方は、関西版の【移り変わる季節、歴史「京だんらん 西陣千両ヶ辻】をどうぞ。
近日掲載予定の新たな京町家プロジェクトの様子も、チラリとご紹介。
今度は、遊郭として建てられた町家の趣を存分に活かした内容だとか。
近日掲載予定ということで、気になる方はひつじ不動産 関西のチェックをお忘れなく!
大阪物件の特色のひとつでもある、ゴージャス感。
直球でそれを体現しているのが、その名も「Bourgeois(ブルジョワ)」です。
エントランスに立てば、思わず下から上へと見上げてしまう堂々たるスケール感。
高さのある吹き抜けの空間、というだけでは語れない凄み・迫力は、ややクセのある層を確実に惹き付ける予感がプンプンと。
と言っても、ゴージャスなテイストに反して、使いやすそうな空間づくりもポイント。
ラウンジとBARスペースの2カ所に分かれた共用スペースが、暮らしのストレスやお互いの距離感をフレキシブルに調整してくれるはず。
それにしてもこのBARスペース、ウィスキーやブランデーが似合いそうです。
個人的にとても見てほしいのは、509号室の入り口のスペース。料亭?と錯覚しそうなこの空間、かなりレアな掘り出し物だと思います。
他の部屋は、割とオーソドックスな間取りです。広さに余裕があるので、家具の配置もいろいろ試せそう。
詳細を知りたい方は特設ページをチェック。お問合せはコチラからどうぞ。
最後は「Share House REUNION」です。
関西エリアでは珍しい新築のシェアハウスは、最近、羊社のスタッフのあいだで高い評価を得ている案件のひとつ。
上品なブルーのオーダーメイドソファが置かれた24畳のリビング、モザイクタイルが彩りを添えるキッチン、ゆったりとしたダイニング。
それぞれがスタイリッシュで、ちょっぴり大人なムードを漂わせます。
ダイニングの壁にあるすりガラス窓には、ライブラリーの風景がぼんやりと浮かびます。
会話が生まれる仕組みづくりがしっかり織り込まれた空間は、あたたかいコミュニティを育んでくれそう。
陽がサンサンと入り込むフリースペースでは、ヨガをしたりホームシアターで映画を見たり。
天井まで届く巨大な本棚を設けたライブラリーあり、小さな畑付きの庭あり。ひとり暮らしのマンネリ生活とは、当分おさらばできそうです。
2013年現在、まだ空室が残っているとのこと。気になる方はコチラからお問合せをどうぞ。
さて、関西エリアのシェアハウス事情のおさらいは、今回はここまで。
引き続き関西エリアのシェアハウスについて気になる方は、ひつじ不動産 関西版のチェックをどうぞ。より詳細なシェアハウスレビューや、新物件のご紹介を行っています。
また、サイト掲載前のステキな新着シェアハウス紹介などタイムリーな情報なら、ひつじ不動産 関西版のFacebookページが便利です。こちらもチェックしてみてくださいね。
2011年時点で28件だった物件数は、現在(2013年12月)ではおよそ120件まで増えました。内容面でも豊富にバリエーションが増えたことで住まいを選ぶ楽しみが生まれてきただけでなく、ひとつひとつの住まいの暮らしやすさに対する工夫も成熟してきたように思えます。
「成長の影にライバルあり」なんて話しもよく聞きます。賑わいを見せる関西シーンと刺激しあって、関東のシェアハウスも一段と面白くなってくれることに期待したいところです。
(イシクラ)
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