「ひつじ不動産 For Family」ローンチ!

シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?

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顔をあわせたら、すこし楽しくなる。


日本の家族の子どもの数の平均は、1.7人だそうです。

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厚生労働省資料より

時代とともに少しずつ家族のサイズが小さくなっていますが「なぜそうなったのか」や、「どうあるべきか」といった議論は、ちょっと壮大な気がするのでまずは置いておきます。

でも、目の前の話として「いまの小さな家族のライフスタイルは、あまり豊かとは言えない気がする」点については、ちょっと気になります。

豊かな社会のはずなのに、なんだか必要以上にストレスが多くて、ある意味で貧しいとも言えそうな環境に、ものすごくたくさんの人達が身を置いているような。そんな気がしなくもありません。

小さな家族には小さな家族なりの、もうすこし上手な暮らし方がある気がするのだけど…と。

とりわけシェアハウスで暮らす2万人ほどの人たちにとって、これはやがて直面するかもしれない寂しい未来です。最近、家族を持ってもシェアハウスのような環境で暮らし続けたいという相談が少しずつ増えてきたように思います。

実はここ数年、そんな風にゆっくりと仲間が増えていくのを眺めながら、アレコレ考えていたのです。まだかな、そろそろかな…いや、まだまだ。そんな具合です。

そして、その数は今でもまだまだ少ないけれど、そろそろ片足ぐらいは踏み出しても良い時期が来たような気がします。


今日、待ちに待ったファミリー向けカテゴリ「ひつじ不動産 For FAMILY」をローンチしました。

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いわゆる「子育てのアレコレをシェアしましょう」的な話も良いですが、いろいろ考えた結果、ひつじ不動産の構えはもっと楽ちんな姿勢です。

いい具合の共用部があって、顔をあわせて、おなじ時間を気分良く過ごす機会がボチボチあれば、まずは充分。

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「顔をあわせたら、すこし楽しくなるでしょ?」

目指すところは、基本的にこれだけで大丈夫。単身者向けでも、ファミリー向けでも、やりたいことの基本は一緒です。

とりわけ小さな子どもにとって、きっと自宅で過ごす時間に、他の子どもがいることの価値は無限大。

ライオンやトラの子ども達が全力で絡まり合って遊んでいる映像を目にすることがあります。人間の子どもだって似たようなものですが、あれの相手を大人がやるのは、ちょっと無理な相談だと思うのです。

そういう意味では、子育てをする大人の負担をどこかで楽にできるだろうなという予感も多々あります。もちろん、これも大事なテーマです。

ファミリーカテゴリのサブテーマは「幼なじみが、できる家」。

大人になってもずっと続いていく幼なじみの関係を、これから沢山生み出せるといいなと思います。


そうそう、大事なお知らせがあります。

ファミリー向けシェアハウスの数は、まだまだ、とても少ないのが現状。

でもシェアハウスは、やっぱり現場に触れてイメージを掴むことが大事です。

そこで、数少ないファミリー向けのシェアハウスを運営する事業者さんにもご協力頂いて、たまに内覧会を兼ねたイベントを開催していこうと考えています。

イベントの開催予定や新しいシェアハウスのオープン案内などは「ひつじ不動産FAMiLY MEMBERSHIP」というメールマガジンで随時配信する予定です。ちなみに第1回目のイベント開催は、月内の予定です。

すぐに引っ越す予定がある人も、なんとなく興味があって見に行きたいだけの人も、無料ですのでこの機会に是非ご登録をどうぞ。


関東エリアでひつじ不動産が始まったのが、2005年。

まだまだという気もしますが、最近は単身者向けの住まいの選択肢として、シェアハウスは多少考慮して貰えるようになってきたような気がします。引き算すると、掛かった時間は8年強ほどになります。

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それから、全国で取組みを始めたのは2011年でした。僕らだけの手柄でもありませんが、最近は全国各地で本当に素敵なシェアハウスにたくさん出会えるようになってきました。こちらは、早いか遅いか3年ほど。

ファミリーはどうでしょう。色々大変そうですし、本当の意味で広がるまでに10年は堅いような気がします。でも、今まで以上に責任感も必要なカテゴリでもありますから、ゆっくり進むのが良いと思います。

つくる方も、住む方も、これから沢山失敗して経験値を積んでいく時期。だから、それで(それが)良いと思える人が集まるのが良いと思います。

こういう時期は色々と思うようにいかないことも起こる反面、どこか変な熱量があって楽しいものですし、振り返れば良い思い出にもなるはず。

10年後には、シェアハウス育ちの沢山の幼なじみ達がスクスク育っていると良いのですが。

(キタガワ)

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