シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?
天高く設置されたリビングは、さんさんと陽が当たる。
部屋のワンポイントに飾る、観葉植物。
彼ら彼女らを育てていく上で、日光と水の存在は必要不可欠。種類により差はあれど、どの植物も日照量が不足すると元気がなくなり、しまいには枯れてしまいます。
それは、人とて同じ。
「お肌の敵」などと敬遠しがちな太陽の陽射しですが、ちゃんと効能と言いますか、心身共に健康的に過ごす上でも大事なものだといいます。丈夫な骨や歯をつくる上で欠かせないビタミンDは皮膚が日光を吸収することで生成され、うつ病治療でも、特に朝の陽射しを浴びることは意識を変える近道になるのだそう。
ま、そんなたいそうな裏付けはなくとも、部屋探しにおいて日当たりを重視する人はやはり多いはず。
「ヴィラージュ 中原駅前」では、窓から溢れるほどの陽射しが差込む最上階のリビングが大きな強み。また、リビングと直結する屋上は、一風変わったセカンドリビングとしての可能性も秘めています。
日々の暮らしの中、空と近づくシェアハウス。早速、探検です。
電車を降りた駅のホーム、そこから今回のシェアハウスが見えます。
そう。超駅前物件なのです。
建物は7階建ての新築で、JR南武線・武蔵中原駅から徒歩1分の立地にあります。
エントランスに掛けられたわかりやすい住居のサイン。
ヴィラージュとはフランス語で「村」という意味だそうです。
すこし奥まった場所にあるガラス張りのドアが、エントランスへの入口です。
セキュリティ面も特に重視しているようで、ドア近くの天井部には監視カメラも設置。
では、ドアを開けて内部に入ってみます。
内部は奥に正面玄関のドア、右手に郵便ポスト、左手に宅配ボックスがあります。
で、宅配ボックスはここの角に。
大きな荷物も入れられます。ただしインターホンは無いので、これ以上のサイズは携帯電話で運送屋さんとやり取りする感じになります。
鍵はカードキー式のオートロック。
無駄の省かれたデザインが、何人たりともつけ入る隙を与えない印象です。
では、カードを抜いて建物の内部へと足を進めてみます。
こちらが玄関。奥に見えるのは、上階へとあがるエレベーターです。
玄関を上がって右手には靴箱があります。
振り返ると、ガラスドアのエントランスと玄関の効果で、なかなか抜け感ある空間が広がってます。
そして靴箱の置かれたゾーン。
広々として、玄関としては十分すぎるほどゆとりある空間です。内部の仕切りも取り外せるので、高めのブーツも収納可能。
では、早速エレベーターに乗ってリビングへ向かいたいと思います。
リビングは7F。建物の最上階です。
最上階というところが、今回のミソでもあります。
7Fに到着。エレベーターを下りたところの様子です。
右手のドアがリビング。正面奥は水まわり設備のエリア。
それではさっそく、過ごしやすいシンプルなつくりを目指したというリビングへ。
なるほど、納得。
シンプルと言うと、えてして地味と捉えられてしまうこともあります。でも、日々の暮らしの舞台である住まいにおいて使い勝手の良さを伴うそれは、会心のファクターとも言えるのではないでしょうか。
今回はそこに、さらに+αのアクセントやレイアウトが随所に散りばめられてもいます。
まず気になるのは、TVの裏にある螺旋階段。
実はこちら、屋上へと続くアプローチなのです。
最上階からの階段だから屋上以外にないのですが、リビングの螺旋階段から屋上に出る設計は珍しい上に、なかなかドラマチックではないでしょうか。リビングとの距離が近いので、屋上をセカンドリビングとして使うユニークな生活導線をつくり出してくれそうでもあります。
螺旋階段は同時に天窓のような役割も担っていて、開放感を増すとともに、清々しい自然光の照明を届けます。
そんな一石二鳥の効果で生まれるのが、この贅沢な空間。
リビングにはTVと共用のパソコンがあります。こちらがTV。
PCのOSはWindows7。
壁に貼られているポストカードは運営スタッフさんによるもの。どうやらthe Beatlesがお好きの様子。
階段脇にある小さめの本棚には・・・
ひつじ不動産の「東京シェア生活」もありました。嬉しい限りです。
では、せっかくなのでこのまま、螺旋階段を上ってみることにします。
さて、どうでしょうか。
どーんとひろがる360度パノラマの景色はかなりの圧巻。
ウッドタイルが敷かれた小洒落た雰囲気も良し。東京タワーや今話題のスカイツリー、天気が良ければ富士山まで見渡せる絶景スポットで、夏には多摩川花火大会もここから楽しめるそうです。リビングからパッと上れるので、晴れてる日にはついつい来てみたくなること請け合い。
青い空、遠くに見える高層ビル、富士山。テーブルを囲んで紅茶でも飲めば、暗い話も自然と明るい話題にシフトしていくのでは。
一角には物干し台も設置されており、タバコも屋上の喫煙スペースならOKとのこと。撮影時は幾分か曇空でしたが、晴れた日には青空との距離がグッと近く感じられそうですね。
リビングの奥にキッチンとダイニングがあります。
まずはダイニング。こちらは窓に沿ってテーブルとチェアがズラリと並べられています。
ご覧のとおり、壁一面、すべてが窓。眺める景色もなかなかのもので、ちょっとしたスカイラウンジのようでもあります。
陽射しも変化球なしでストレートに差し込んできます。下手な暖房器具を使わなくともポカポカ暖かい。とは言え、夏場はちょいと暖かすぎるかも。備え付けのロールカーテンを下ろすシーンもありそうです。
ちなみに窓から見た階下には駅のホームが見えます。
さて、駅前物件の気になる電車の騒音ですが、リビングにいてもこれがまったく気にならない(個人的な感想ですが)。正直、駅が近いということも忘れたほどですが、オーナーさん曰く、窓にぶ厚いペアガラスを嵌め込んでいるそうです。ただ、専有部によっては異なる可能性もあるので、内見の際のチェックポイントであることは間違いないですね。
右手の濃いウッド調の素材で囲われたスペースがキッチンです。
キッチンとダイニングを仕切っているのは収納棚で、ここに入居者の私物を置いておくことができます。
わかりやすく各専有部ごとに収納ケース(白い箱)も用意。共用の食器類もこの棚にあります。
紅白カラーで揃えられた電気ケトルとコーヒーメーカー。
何だかめでたい雰囲気です。
キッチンはしっかりとしたスタンダードなタイプで、広く、設置数も豊富。
システムキッチンが正面と左右に全3箇所。設備としては充分かと。濃いめのブラウンが大人っぽい印象です。
シンクはこんな具合。
コンロはIHです。
ちなみに建物自体もオール電化。夜間電力をバスルームに活用したりと、エコ住居だったりもします。
ダイニング側のシンクはちょっとしたカウンターテーブルとなっています。
シンク下の収納スペースには共用の調理道具が収まっています。
冷蔵庫は3台。
ボリュームとしてはたっぷりですが、入居人数を考慮すれば買い置きはほどほどに。必要な方は専有部に自分用を買い足すのが良いのでは。
それにしても、こう炊飯器を一列に並べられると少なからず迫力を感じます。
とは言え、古くて新しいこんな景色もシェアハウスならではでしょうか。
キッチン家電の下は、各専有部ごとに調味料等を置けるスペース。
キッチン周りに収納スペースがいくつかあるのはやはり助かります。なにせ料理はスピード勝負、すぐ手に取れるところになければ焦げないものも焦げてしまいます。特に、僕の場合は。
キッチン家電はやっぱり紅白。ミトンまでも白と赤のチェック柄。
毎日を楽しんでほしい、という事業者さんの心意気が伝わる一節でもあります。
では続いて、水回り設備を見ていきます。
まずは男女兼用のバスルーム。手前の脱衣室の右手には洗面台もあります。
洗面台がこちら。
先ほども書きましたが浴槽の湯沸しには夜間電力を活用して、無駄な電力をカットしているそうです。ただ、浴槽の湯沸しはその“夜間電力分まで”とのこと。湧かしも追い炊きも、予約制で早いもの勝ちとなっております(シャワーは常時OK)。
トイレもシンプルな佇まい。
小さな洗面台があるので、衛生面でも安心で便利です。
6Fのエレベーター前の様子。降りると目の前にフロアサインがあります。
あらかじめ説明すると、2-6Fの専有部フロアには6部屋ずつあり、6号室が一番広い部屋となっています。4Fは女性専用フロアなので別として、各フロアごとにシャワールーム・トイレ・洗面台が男女1つずつあります。
では、まず6Fの部屋から見ていきましょう。
専有部の鍵はナンバー式のオートロックです。
ちなみに、共用部は入居者同士のコミュニケーションをめいっぱい楽しんで欲しい反面、専有部は個人のプライベート空間ということで、メリハリをつけるためにもドアのノックは禁止にしているのだそう。
多くのシェアハウスでは不思議と専有部をノックすること自体が少ないと思いますが、連絡を取る際は電話かメールでとのこと。ま、決まりとのことです。事業者さんの入居者の方への気遣いということで、個人的に嫌な気はしないですね。
では、606号室。
全体的にオーソドックスな空間ですが、ある意味、自分好みの部屋にしやすいテイスト。なお、家具有りか無しかはチョイスできます。
部屋で物干しもできます。
電車のつり革みたいで、なんだかかわいい。未使用時は取り外しも簡単です。
部屋の収納としては、壁に備え付けられたハンガーラックがあります。
ちなみに木のチップで固めた壁材は画鋲などを指してもOK。ハンガーラックがあるので壁一面に貼るということもあまりなさそうですが、せっかくなのでぜひ活用したいところ。
窓の外にはベランダ。手すり越しに眺めると、すぐそこに駅ホームが。
うーん、本当に近い。
ちなみに、安全のため基本的にベランダに出るのは禁止とのことです。
5Fエレベーター前の様子。こちらのフロアサインは黄色です。
そういえば6Fはグリーンでした。各フロアごとにカラーが異なるようです。
フロアの大体の構造はというと、エレべーターを降りて左に行くと女性の水まわり系、右が男性の水まわり系と専有部があります。
こちらは右側の廊下。
左手前のドアが男性専用の水まわり部屋。その奥が506号室で、右手前のドアから奥に向けて501-505号室という順番で専有部が並びます。並びはどのフロアも一緒です。
廊下の奥には、非常口を兼ねたベランダがあります。
いざという時は、ここから。
では、男性専用の水まわりから見ていきます。
ドアを入って左手が洗面台で、その対面に洗濯機が設置されています。
正面奥が脱衣室とシャワールーム、その右手前のドアがトイレです。
シャワールーム、トイレはともにシンプル。
トイレはウォシュレット付きです。
501号室の窓は南向きです。
どの部屋も大体6畳ほどのサイズです。
4Fのサインはオレンジ。女性専用のフロアです。
左奥に見えるドアは非常階段で、近くのフロアに昇り降りする際はここからのほうがてっとり早いと思います。
次は、エレベーターを降りて左手の女性の水まわりエリア。
わかりやすい洗面台のサイン。
開いているドアが洗面台で、左奥のドアがシャワールーム。トイレはここからだと見づらいですが、シャワールームの右隣にあります。
こちらは洗面台が2つ。
化粧品等を入れることのできる収納スペースもありますし、女性に配慮した設備が整っています。
シャワールームのサイン。
サインのデザインは同じですが赤が女性、青が男子で区別されています。お間違いのないよう。
中は先ほどと同じ作り。
もちろんどのトイレもウォシュレット付きです。
401号室。ベッドがあるとこういう雰囲気になります。
窓側から部屋を見るとこんな感じ。
各フロアの1-5号室はどれも似たような部屋のレイアウトです。
ベランダもありますが、ここも安全のため出るのは不可となっています。
こちらは405号室。
レイアウトは他の部屋と同じですが、ベランダがありません。また、この部屋の室外機は404号室のベランダに置かれています。
ベッド下には収納もあります。
これも入居する際に有り無しをチョイス可能です。
3Fのフロアサインはワインレッド。
2Fはパープルです。
各フロアの廊下には掃除機やお掃除道具が入っている収納スペースがあります。
ちなみにこちらの住居、館内の清掃・運営業務を手伝ってくれる方には賃料を¥30000割引するとのこと。他にも日用品のストック管理係、植物の世話係、パーティーやイベントを企画実行する係(月額¥15000の予算有り)などの担当制度を今後設けていくそうです。
ハーフDIY型管理とでも言うのでしょうか。自分たちの暮らしをより良くしていくために頑張りやすい環境があるのは面白いですね。一体何が起こるのか、注目です。
駐輪場は屋根付きで、少しぐらい高価な自転車でも雨を気にせず置いておくことができます。
ただ駅前物件ですし、必要なものも周りにあるそうなので、もしかしたら自転車を使う機会はあまり無いような気もします。
最寄駅はJR南武線・武蔵中原駅。川崎駅まで15分、都内方面も乗り換え1回で渋谷駅まで26分、東京駅まで31分とまずまず。
必要な店舗などが駅前にある程度揃っていることもあり、日々の行動エリアは狭くなりがちかも。
でお、ちょっと足を伸ばせば徒歩圏内に等々力緑地があります。
等々力緑地は、陸上競技場、硬式野球場、テニスコート、サッカー場、プール、とどろきアリーナなど多数の運動施設があり、Jリーグ「川崎フロンターレ」のホームグラウンドでも有名です。
その他、釣池、日本庭園、四季園、ふるさとの森など自然とふれあう施設も充実し、アートな部分では川崎市市民ミュージアムも併設。たぶん、毎週末通っても当分はレジャーには困らないほどのスペックを持つスポットです。
ちょいと都心から離れて、ゆったり過ごすにはちょうど良い場所かもしれませんね。
今回探検した「ヴィラージュ 中原駅前」を運営するのは「ジェクト株式会社」さんです。
今回が初めてのシェアハウス運営ですが、これまでにも入居者同士が交流できるスペースを持ったマンションや、ペットとの共生型住居などで入居同士の交流会を実施した経験が多くあり、そういった中でのノウハウは豊富なのだそうです。
いわゆる一般のシェアハウスとは少し異なる流れからの参入ということで、独自の手法が光る局面があるかもしれませんね。
お話をうかがう中で感じるのは、“人と人が顔を合わせる空間を大切にしたい”というシンプルな思い。単純ですが、最も大切なこの一点についてよく考えている跡は、今回のシェアハウスでも随所に感じられます。
陽当たりの良い場所が好きな方、はたまた、お掃除好きな方はコチラからお問い合わせを。
人の体内時計は24時間ではなく25時間だと言います。放っておけば12日間で12時間ずれていき、昼夜が逆転してしまうという話。
そのズレは毎朝カラダに日光を浴びることでリセットされ、またゼロからカウントされるそうです。逆に言えば、光を浴びて体内時計がリセットされる時間が狂ってくると、体に様々な不都合が生じます。
何かと夜更かしをしがちな今日この頃。
でも、朝に素敵な時間を与えてくれる家で暮らせば、案外自然と早起きできそうな気がしてきます。
(ソン)
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