シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?

暮らしをふちどる、黄金比。


常に新鮮でいて、エキサイティング。ファッションの醍醐味はまさにこれだと思います。

毎年、毎シーズン、無限にあるパターンの中から発信される新しい組み合わせは、いつも刺激的。ランウェイを彩るコレクションを見て湧き上がるワクワクする気持ちは、休日の過ごし方から仕事のモチベーションまで、生活のあらゆる場面に少なからず影響を与えてくれていることでしょう。

また、日常生活においてはロングライフデザインも忘れてはならないアイテムのひとつ。ライフスタイルに向きあって切磋琢磨された無駄のないデザインは、手にとるだけで静かな落ち着きを伝えてくれるもの。

長くお付き合いをしていけそうなモノに出会ったときは、まさに特別な瞬間。コートでもバッグでも、運命の出会いは毎日の風景を新しく塗り替えてくれる気さえするものです。

日々、そんな出会いを重ねながら、確かな審美眼をもって身の回りをひとつひとつ整えていく。すると、おのずと自分のライフスタイルにあった黄金比のようなものが見つかってくるのでは、と感じます。

今回紹介する「マーサ・プレアマール」も、そうした黄金比を感じさせてくれたシェアハウスのひとつです。

かつて、鋭く尖っていたであろうコンクリートとカントリー調のインテリアの組み合わせは、幾年の暮らしの中で新鮮味を残しながらも丸みを帯び、心地よいテイストへと熟成しました。

背筋がピンとのびた、気品のよい佇まいも魅力的。さらりとオシャレを着こなす彼女。緊張しがちですが、じっくりと見ていきたいと思います。


清澄白河駅を出て、まっすぐ通りを歩くこと数分。

ノスタルジックな商店とカフェが並ぶ風景は、トイカメラを持ち歩くと一層楽しめるかと思います。

Y字路に差し掛かれば、もう気分は帰宅モード。

レンガ色の少しハイソな建物の5Fと6Fが、今回のシェアハウスです。

エントランスを抜けると、ドア脇のポストを確認してまっすぐエレベーターへ向かってください。

エレベーターに乗ったら、『5』のボタンを押しましょう。

扉が開けば、目の前にはシェアハウスの玄関。玄関扉にしては珍しいガラス窓の木製扉が現れます。

ドアノブは真鍮製のようにも見えます(おそらく違うと思います)。

曇りガラスに引かれたラインと飴色の木枠に胸をときめかせながら、ドアノブに手をかけます。

かちゃり。

玄関をあけると並んだドアが印象的な廊下がまっすぐ奥へと伸びるビュー。ドアのデザインが統一されているからか、洋館の邸宅のような雰囲気。

靴箱はこのとおりの大容量。棚は上下に調整できるので、高さのあるブーツも収納できます。

右隣も同様に靴箱なので、靴の収納に困ることはあまりないかと。

リビングはというと、廊下の突き当たりにあるガラス窓の扉の奥にあります。


では、リビングへ。

ドアを開け、何歩かリビングの奥へ進むと天井がふっと高くなり、視界が縦に広がります。

そして、おもわず見とれてしまうこの風景。

高い天井はもちろんのこと、メゾネットの窓から光の差し加減であったり、無骨なコンクリートの梁と線の細いアイアンの階段との対比であったりと、それぞれが個性的でバランスがとてもいい。

注意して見てみると、エアコンに多少の年季が見られたりしますが、それらも相まって映画のシーンに登場しそうな空間に仕上がっているのだと思います。

梁には、学校で見かけるようなフォルムの掛け時計。

余計な装飾のないインダストリアル・デザインは機能美が引き立ち、コンクリートとも好相性。

振り返るとカントリー調のキッチン周りがちらり。コンクリートのそれとは対象的に、暖かみのあるエッセンスを加えてくれます。

レザー張りのソファは、ブラックをチョイス。

このソファは、全体的に明るく暖かみのあるカラーで仕上げられた空間を“パリッ”と引き締める千両役者。

黒の革物は存在感ゆえにインテリアとしては難易度の高いアイテムであると思うのですが(大物のソファは特に)、今回はここぞと仕事をしてくれている感じ。もちろん、その影にレンガ柄の壁紙という名脇役がいることもお忘れなく。

ソファを囲んで団らんするシーンには、大きなTVは必要でしょ。

ということで、TVは3Dビジョンの大型のものが置かれています。


それでは、リビング入り口側にあるキッチンを見ていきます。

作り付けの収納の造りが素敵なキッチンは、作業スペースも広めにとられていて使い勝手も良さそう。

以前はオーナーさんの住まいだったということですが、キッチンまわりを見る限りお料理も上手だったのではないかと想像できます。

というのも、とても使いやすそうな設計なのです。

ガスコンロ、シンクの両隣に設けられた作業スペースは、調理に洗い物に、きっと便利。

シンク脇には食器乾燥機、コンロ下にはオーブンがあります。活用すれば、料理の幅も広がりそうです。

また、足下はテラコッタのタイル床。油が跳ねてもフローリングを汚すことはありません。

目をつけるところ、それぞれに背景やこだわりが思い浮かんできます。すなわち、贅沢な空間ということでしょう。うんうん。

奥にはキッチン棚が設置され、キッチン家電が並びます。

おそらく新設された棚なのだとおもいますが、調味料を置いたり、グリーンを置いたりする場所としても良さそうな気がしたり。

食器や調理器具はひと通り揃っています。収納スペースも豊富なので、お気に入りの食器の居場所も確保できるかと。

ちなみに、料理を運んでダイニングテーブルに座ると、こんな眺めになります。

イメージするのは秋先の休日。ブランチは、ぜひ窓をあけて気持ちよく。


こちらは、リビングのアイコンでもあるアイアンの階段。

上階にある部屋への通り道でもあるので、割と日常的に利用する階段となります。

白く塗装されたアイアンは魅力的ですね。木製の踏み台と、階段越しに見えるグリーンともバランス、色合いともに良い感じ。

階段を上ると、細長い渡り廊下へ出ます。

ふと見下ろすと、リビングの全景を見渡すことができます。

飴色の濃いフローリングと、黒く光るソファ。角度をかえても抜かりなくシックで格好よし。

廊下の突き当たりには606、607号室と洗面台、シャワールーム、トイレが設けられています。

シャワールームはあくまで予備的な位置づけ。なので、脱衣室もシャワーカーテンで仕切るラフめな設計です。

606、607号室の方がサッとシャワーを浴びたいときに使うには便利かも。

また、シャワールームの前にある踊り場には、物干器具が置かれています。

踊り場から見て、廊下の突き当たりのドアからはベランダに出られます。

建物の最上階ということもあって、広い空が広がります。

ベランダは縦・横ともに幅があり、かつ広さもあるので使い勝手が良さそう。テントを張って天体観測なんてこともできるかもしれません。


さて、階段を下りて水回りを見ていきたいと思います。

玄関脇のドアの先が水回り設備です。

洗面台は2台設置されています。それぞれテイストが違うところはご愛嬌。

2台ともシャワーノズルが設置されているのは、好印象です。

洗面台の対面にはバスルームがあります。

バスルームはゆったりサイズ。窓がついているので、室内の換気もすっきり行えます。

また、洗面台の脇のガラス戸をあけると、共用のベランダにでられます。

目覚ましいっぱつ、太陽の下でハミガキ!というのも、アリではないでしょうか?

洗濯機はリビング脇の扉の中。隣の扉も同様に、合計で2台設置されています。

トイレはウォシュレット付きです。


それでは、専有部を見ていきます。

専有部は「レトロモダン」「フレンチカントリー」「シンプルモダン」と3つのテイストを基調に仕上げられたのだそう。

こちらの501号室は、一面に張られたレトロデザインの壁紙と淡いグレーのクロスでより、ほどよくシックに仕上がっています。

大きな窓からは、専用のベランダにも出られます。

ベランダは専有部スペースと同じくらいの広さ。ベランダ菜園など、ぜひこの広さを活用していただきたく。


こちらは502号室。花柄の壁紙が印象的です。

テイストはフレンチカントリーでしょうか。部屋に置かれたキャビネットも、使い込むほど良い味が出てきそうです。

窓からは共用のベランダに出られます。

ベランダの突き当たりは、玄関脇の水回り設備へとつながっています。


つづきましては、503号室です。

リビングのすぐ脇にある503号室は、すこし個性的。

天井が斜めだったり、床の一部がテラコッタタイルだったりと、ひと癖あるインテリアを楽しめそうです。

個人的な意見としては、天井の三角部分にブックシェルフとか設置してみたいなあと。

面白い形状なのでモノを飾るには映える場所ではないかなぁ、なんてつい妄想してしまいます。


最後に階段をあがって、こちらは607号室。

シンプルな内装&間取りなので、ここからどんなテイストにも合わせていけると思います。

また、収納スペースがしっかりと設けられているのも嬉しいところ。

収納スペースは押し入れタイプ。ポールハンガーが渡されていて、衣類の収納にも困らないかと思います。

掃き出し窓からは606号室と共用のベランダに出られます。

6Fからの景色はこんな感じ。スカイツリーをしっかりと確認できます。


自転車は建物の1Fにある、共用の駐車場に停めることになります。

自動車の駐車については、基本なしとのこと。どうしても!ということであれば、事業者さんに確認していただければと思います。


マーサ・プレアマール」の最寄り駅は、各線・清澄白河駅となります。

清澄白川といえば、看板建築風の建物がずらりと並ぶノスタルジックな印象が浮かびます。

また、最近では味のある建物を活かしてカフェがいくつもオープンしていたり、気になる雑貨屋さんがあったりと、個人的には静かながらも旬なエリアと捉えていたりします。

アクセスはというと、乗り換えなしで大手町駅まで8分、新宿駅まで30分。半蔵門線大江戸線の2路線が使え、ターミナル駅である大手町にすぐ出られるので、都内各所へのアクセスも良好です。

駅の周りには清澄庭園があります。

僕は行ったことがまだないのですが調べてみたところ、見事な日本庭園が圧巻のスケールであるのだそうです。

すこし気分を入れ替えたいときなど、ふらりと日本庭園を訪れてみてはいかがでしょうか。これもよい刺激になると思います。


運営されるのは、「泰伸株式会社」さんです。

例えば、入居者の人数と共用部の広さに対すると捉えかた。入居者が無理なく健全にコミュニケーションを育むために、設備や運営面でしっかりリードしていきたいという想い。住まいを提供し運営する立場から何ができるのか、どのように関わっていけるのかという自問。

そんなお話を聞いていると、シェアハウスで生まれるコミュニケーションをまっすぐ正面で捉えて、丹念に取り組んでいらっしゃるのだなと印象を強く受けます。

しっかりと物事を捉え取り組んでいくことが、良質なシェア生活をサポートする上で重要なファクターなのだと、あらためて再認識する機会となりました。そして、シェアハウスがよりオモシロい住まいのあり方として進化できるよう日々精進せねばと、われわれ羊社のスタッフまで背中を押されたような気もします。

自分のライフスタイルをしっかりと持ち、凛と前を向いて進んでいく。そんな方にチェックしていただきたい「マーサ・プレアマール」。お問合せはコチラからどうぞ。


何事も手に馴染むまで、多少の時間はかかるもの。

でも、香水は付けた人の香りが混ざってからが一番魅力的に感じられるのだそう。人と住まいの黄金比も、日々の暮らしの中でじんわりと現れてくるのがいいと思うのです。

(イシクラ)

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