シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?

ちょっとひと息付きたい、鳥ガール達に。


今回のシェアハウス探検隊は「つばさ中野」。

オフィスからのコンバージョン(用途変更)物件です。

一般にオフィス用途の物件を住居系に変更するのは法規的に難しいので、今回のような物件は非常に珍しいのです。

また気鋭の若手建築家の作品という事で、現地に足を運ぶとクオリティはやっぱり高め。

ひつじ不動産でも品質高めの物件が人気を集めるようになってきた今日この頃、見過ごすワケにはいかないのでした。

最初に2つ言っておきたい事があります。

1.女性専用です。

2.オススメです。

では、行ってみましょー。


まずは外観の様子から。

建物の前に自動販売機が。

実は1.2Fがオフィスになっていて、正面玄関はソチラと共通です。

この奥にエレベーターがあるのです。

ちょっと変わった会社が入っていますので、内覧時には「へーへーへー」と連呼することになるかもしれません。

そして、有名人を見るかもしれません。


奥のエレベーターから3Fへ移動します。

すると、こんな素敵な空間にワープ。

右手はシューズ・ラックになっていて、きちんと部屋ごとに割り当てられています。

下段にはブーツも置けるような配慮もあり、収納量もナカナカ。

なんだか妙な陰が落ちているので、ふと見上げてみると・・

籠の中に小鳥が。うむ、アーティスティック。


玄関の鍵はスタイリッシュなシャーロックのカードキーを採用。

高級マンションで採用されてたりするタイプですが、最近のシェアハウスでは目にする機会も多くなってきました。

カードケースがカッチョイイのと、複製不可能なのがウリです。

それでは、シェアハウスの内部へお邪魔してみたいと思います。

じゃん。

思いっきり木目に取り囲まれます。

壁も床も天井までもが無垢材で覆われています。かなり大胆。

目線的には抜けのある大きな空間が、中央にキッチンを挟んでダイニングとリビングに分かれています。

ツルツルした無垢材のフローリングは、なかなか足の裏が気持ち良し。

ドアが壁面と一体化して分かりにくいのですが、左手壁側には実は専有部が並んでいます。

こちらはリビング・ゾーン。

薄型のTVとソファが置かれています。

要するにこうなってます。

窓の外にはウッドデッキの敷かれた気持ちの良いバルコニーがあります。

ルーバーの柵は目隠しにもなっています。


さて、次はキッチンにフォーカス。

IH式のコンロとシンクのセットを対面型に配置。

何と、このキッチン・ユニットはハンドメイドなのだそうです。凄い。

デザインも機能も自由自在という事で、シンク下に個人用ストッカーが作り付けられています。

きちんと部屋ごとに使える場所が割り振られていて、シェアハウス専用キッチンと化しています。

普通は排水管が邪魔してこうはいかないのですが、見事です。


続いて水周り設備を見てみます。

リビングのTVの裏には、こんなステップが有ります。

で、ステップの下には洗面台とトイレがあります。

トイレと洗面台の仕切りはちゃんと扉が閉まります。

トイレの床もラウンジと同じ素材です。すなわち、森木。


浴室は別フロアなので、まずはリビングと同じ3Fの専有部をチェックしてしまいます。

尚、それぞれの専有部には鳥の名前が付けられていたりします。

こちらは301号室、鳥の名前はベニマシコ。

ベニマシコにちなんで、真っ赤なパントンチェアが置かれています。

ちなみにベニマシコというのは、こいつ。

写真は「流山の野鳥」のWEBサイトより

これはヤバイですね。いるんですね、こんな鳥。

収納の扉の中は、こんな感じ。

同じような収納が全室に設置されています。


続いては302号室、ハチドリの部屋をチェック。

やはりハチドリを意識したカラリングのソファ。

で、ハチドリというのはこやつですね。

写真は「快鳥」のWEBサイトより

窓は縦長の掃き出しタイプですが、ベランダがある訳ではないので、外には出られません。

ベッド下には引き出し式の収納があります。


303号室はコルリの部屋。

聞いたことの無い鳥の名前ですが、調べてみたら青い綺麗な小鳥でした。

写真は「ブログではじめるフォトライフ」のWEBサイトより

という事で、照明とイームズのアームシェルチェアは淡いブルー。

しかし、綺麗な鳥は沢山いるもんですね。

そしてそれを見事に撮影する人達も。


305号室はコマドリです。

カラフルなコマドリをイメージしているようです。

写真は「とり撮り::blog」のWEBサイトより

収納はドアを開けてすぐ右手に有ります。

・・・角度的に撮りにくかったので、この写真でご勘弁を。


では、階段を上がって4Fのバスルームとシャワールームを見てみます。

階段だけはオフィスだった頃の面影が残ります。

こういうギャップもリノベーションの秘かな楽しみドコロです。

4Fに上ってすぐ左手を見ると、ランドリーエリアとシャワールームです。

洗濯機には乾燥機能が付いているとの事。

仕切りの付いた先が脱衣スペースになります。

シャワールームには腰掛が付いています。

便利・・かもしれません。きっと、多分。


続いてはバス・ルーム(バスタブの付いている方)。

シェアハウスにおいても、何だかんだ言ってバスタブには根強いニーズがあります。

やっぱり日本人ですからね。

ちなみに、洗面用具を入れておく事のできる便利なストッカーが付いています。

但し、通気性は不明。

何となくですが、びしょ濡れのままで入れない方が良さそうです。


で、やっぱりと言うか何と言うか屋上付き。

ご覧のように青い空を独り占め。

さて、どうやって使いましょうか。


シェアハウスの最寄駅はJR中央線の中野駅

中野駅は中央線と総武線、さらには東西線の乗り入れもあるので都心アクセスは良好。

新宿まで電車で7分、23区内の大抵の場所は短時間で辿りつける事でしょう。ちなみに、反対方向の吉祥寺までは11分。

ジャンクな店からオシャレ店まで無秩序な程に溢れかえっていて、それでいて物価が安いのが中野のウリ。

深く捉えるなら遊び心が試される町とも言えますが、ま、単純に住むには何かと便利というだけですね。


さてさて、今回探検した「つばさ中野」を運営するのは「株式会社Rバンク」さん。

こちらがカラー・コーディネーターでもあり、入居者さんの相談役でもある担当の方。

生活の事だけでなく、人生相談やキャリア・アップの進路相談にも乗ってくれる事でしょう。

ちなみに今回の物件でも、いつも通りインテリア・コーディネートを手掛けられたそうです。

入居者さんを小鳥に、各々の専有部を“巣箱”に見立て、小鳥達が“巣箱”からつばさを広げ森へと羽ばたいてゆく、というコンセプトなのだそうな。

という事で、森ガールならぬ鳥ガール志望の方は、コチラからお問合せをどうぞ。

「建築家」という感じの建築家さんが設計した住宅に住む機会は、一般的にそんなには無いと思います。

でも、僕らがお会いした事のある建築家さんは、一様にシェアハウスの設計は新鮮で面白い!と口を揃えます。建築家の方々にも奮ってシェアハウス市場へご参入頂いて、腕を振るって頂きたいと思う次第です。

多分、斬新過ぎる面白いモノを生み出してくれるハズなので。


ポストの表札は、部屋番号ではなく鳥の名前。

つまり、自宅の住所は「中野区●●● つばさ中野 ハチドリ」とかになります。

たまらんです。

(サトウ)

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