シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?

暮らしを楽しむ余裕。


今回のシェアハウス探検隊は ホームシェア物件の「ITO_SHARE HOUSE」。

最近、一部でひそかに人気を博しつつあるシェアハウスのスタイルが“オーナーさんも住みながらのシェアハウス”、ホームシェア。ホームステイとの違いを述べよ、と突っ込まれそうですが、ステイは家族の一員としてその家庭のルールの下で生活するのが基本。家族と同じ食事をとったり、家によっては門限通りに帰らないと叱られたりもします。

その点ホームシェアはオーナーさんの家で一緒に暮らすものの、その家族の一員ではないし、でも暮らしをシェアする為のルールはそれなりにあります。同じ食事はとらないけれど、誰かが一緒にテーブルを囲んでくれるかもしれないし、一般に門限は無いけれど毎日仕事で遅く帰れば心配されたりはするかも。

ガイドラインは各家で様々ですが、きっと大きな違いはその距離感。普通のシェアハウス+オーナーさん、というだけなのですが、やっぱりどこか家庭的なムードが出やすいのが、ホームシェアの魅力。

ただ、今回はホームシェアというあり方をさておいて、インテリアのすばらしさも特筆したいところ。価格や歴史にとらわれず、そこにあるべきものとしてサラリと飾られた家具たちは、どれも自然体で魅惑的。

おまけに、幡ヶ谷という抜群の立地も魅力です。


駅から商店街を通り、歩くこと7分ほど。シェアハウスの外観が見えてきます。

ものすごく周辺環境と馴染んでいるので、見逃し注意(はい、ばっちり見逃しました)。

迷ったら、この個性的な赤い玄関が目印。植物の繁り方ひとつ取っても、年月を経た個人のお宅ならではの出来上がった空気感が新鮮。

では、さっそく赤い扉を開けて内部へ。

まず目に飛び込むのは、右手の立派なステンドグラス風オブジェ。キラキラ、ピカピカ。

赤いドアとステンドグラスの彩りが、玄関周りを明るく魅せます。

扉についたハートのビーズ(ビーズのハート)は、オーナーさんのお手製?

見上げると、ランプもステキ。

そのまま奥へと進むと、階段とシューズラックがあります。オーナーさんを除き入居者3名が利用するには十分な収納量が確保されています。

階段を上って、リビングのある3階へ。

廊下に飾られたすてきな家具や写真に目を奪われつつ、リビングの入り口へ到着です。


リビングは、ふーっと溜息をついてしまうようなノスタルジックな空気感。

アンティークや民俗調、アーティストの作品まで、いろーんな家具たちが所狭しと並びます。

コンクリート打ちっ放しの壁と光、家具の丸みが調和するリビング。

壁の一面には大きな鏡があります。

ちなみにこの鏡に映り込むトルソー、オーナーさん曰くちょっとセクシー過ぎとのことで現在は洋服を着用中。

シルキーなカバーが大人っぽいソファーが置かれた一角。その右手に見えるドアは301号室の出入り口です。

木目が際立つブラウンのピアノが、ノスタルジックな雰囲気をより引き立てます。クリーム色の壁に彩られた花々は音符のよう。

ピアノの上に敷かれた板は、実はスケートボード。

アーティストの作品だそうです。美しい細工の上にポンと乗せられた香炉とも合うものですね。

インテリアから漂う自由な空気は、こんな風に様々なものを自然体で楽しんでいるから生まれるのかも。

L字を重ねたような棚にも、オーナーさんの独特の感性がキラリ。

なんとも気になるユーモラスな石仏は、息子さんが購入したまま置き去りにされたものだそうです。でも、見事にジャストサイズで、かなりハマってます。

切り子のグラスも並んでいたり。


今度は、キッチンです。

リビングからキッチン側を見ると、こんな感じ。

“○○風”と言うには足らない、おとぎ話に忍び込んだような空間であります。

では、この棚の裏手にあるキッチンへ。

ホームシェアということで、調理器具はひと通りすべて揃っています。入居者さんとオーナーさん合わせて4名ですから、利用時間が重なる可能性も割と少なく、気兼ねなく利用できそう。

使い込まれたガスコンロとシンクは、新品ピカピカのキッチンとはまた違った良さがあるもの。

シンクの上にずらりと並んだフライパンを見るかぎりでは、オーナーさんはお料理好きの気配。調理器具や食器類は、すべて利用可能とのことです。

棚にもびっしりとグラスや食器が整列。

食器棚の隣には、冷蔵庫と洗濯機があります。

洗濯機はドラム式。

水周りの配管の都合上、キッチンに洗濯機があるのは最近では決して珍しくもありません。音など懸念する方もいるかもしれませんが、そういう感覚って案外慣れだったりもします。

でも、気になる方は現地で確認してみて下さい。


リビングから上を見上げると、4Fへとつながる階段が見えます。

ステップの一段一段にもステキな小物が。

4階に着くと、書斎のような、隠れ家のような、ちょっと一人になりたいときに相応しいスペースが。

うず高く積まれた本もオーナーさんの私物ですが、積まれているだけなのに、なぜか絵になる不思議。

鳥が飛んでいたり。

オウム?


ふと振りかえると、簡単なデッキパネルの敷かれたバルコニーが。

もちろん、掃き出し窓を開けて外にも出ることができます。

外に出ると、あいにくの雨ながら、みずみずしさを増して元気そうな植物たち。

テラスもご覧の通り雨に濡れていましたが、きっと晴れた日は気持ちよいでしょうね。

オーナーさんは、よくここでお友だちを呼んでバーベキューなどもされるそう。

家庭菜園なども自由にどうぞ、とのことです。


リビングの天井には明かり取りの窓。たくさんの光が差し込み、空間全体をやわらかく包みます。

写真右の木馬も気になりつつ、下を見るとかなり天高があることが伝わるのではないかと。

都心にありながら、とても開放感のある設計です。


さて、水周り設備は、2階にあるこのガラス扉の向こう側に。

扉を開けると、目の前には脱衣室と洗面台、右手にトイレ、左手にはバスルームという配置。

こちらはトイレと洗面台の様子。

洗面台の上に置かれたアロマスティックが、女性ならではの配慮。

こちらは脱衣スペース側から見たバスルーム。

ガラス扉の向こうにバスタブとシャワーがあります。

サニタリー全体の扉は磨りガラスですが、こちらは今後カーテンが貼られる予定とのことです。

湯舟は足も楽々伸ばせるタイプ。タイルの組み方もステキです。

バスルーム、洗面台、トイレが同空間に配置されている為、誰かがお風呂に入っていると他2つが利用できなくなります。でもトイレはもう1つありますし、全4名で利用する分なら大きな不便はないはず。


ではそろそろ専有部へ。

まずは202号室から。

以前はお嬢さんが使われていたお部屋ということで、まだどことなく女性らしさの名残りがありますが、男性の入居も可能。荷物が入れば、きっと雰囲気も変わります。

収納も広々。開け閉めが気になる場合には、引き戸をカーテンに変更することも応相談とのこと。

天井には少しお姫様チックなライトが。


続いて203号室。

こちらはちょっと落ち着いた雰囲気。

収納も202号室同様、広めに設置。

クローゼットの中にクローゼットが入ってしまうくらい、ゆとりがあります。


最後はリビングの隣にある301号室。

壁の質感がモダンな室内。

収納も充実。

ですが、何よりも抜群の陽当たりが最大の特徴です。


さて、今回の物件の最寄駅は京王新線幡ヶ谷駅

新宿駅までは直通で4分、渋谷駅までなら新宿駅から乗り換えて3駅と10分程度と、この辺りの移動においては非常に便利な立地。また、阿佐ヶ谷方面や吉祥寺方面へ向かうバスもありますし、自転車があればサイクリングやピクニックがてら代々木公園くらいは楽々行ける距離。

住所は渋谷区ながら、近所には元気な商店街もあったりと、生活にも困らない環境です。


ITO_SHARE HOUSE」を運営するのは「株式会社ユアーズ・コーポレーション」さん。

創業34年、シェアハウス事業でも歴史の長い運営事業者さんですが、ホームシェアは今回初の試み。オーナーさんも入居者さんも、それぞれに初めてのことで緊張感もあると思うのですが、豊富な運営実績を誇る事業者さんのサポートは心強いはず。

今回のホームシェア、個人性を尊重する意識はシェアハウスと同様ですが、もう少し踏み込んだ感覚が必要になるかもしれません。もっともっとホームリーだし、同じ家に暮らす価値観にも共感できないと、この家に住み負けてしまいそうです。

でも、その価値観がぴたりと合致すれば、他の家には移りたくないくらい癖になってしまうかも。ちなみに、オーナーさんにどんな方に入居してほしいかと訊ねたところ、“将来的に有望な、夢を抱いている若者が集まってくれるといいなあ”とのこと。

我はと思う方は是非、コチラからお問い合わせをどうぞ。


壁に飾られた絵や写真、興味深いオブジェ、味のある家具。

それぞれにまつわるエピソードを辿ってみるのもホームシェアの楽しみ方かもしれません。

(ホン)

京王新線「幡ヶ谷駅」から7分、女性専用の物件です。多種多様なお店がある商店街を通り、物件に到着します。渋谷、新宿へのアクセス抜群です。女性オーナー同居のホームシェア型となっており、『夢を抱いている若者が集える空間』がコンセプトです。プライベートと共...

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