子どもたちと童心にかえる

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本物の大きなもみの木の下で、一緒にかけ回るクリスマス。


ツリーにオーナメントをたくさん飾って、クリスマスを迎えてみたい。

子どもだけでなくおとなになっても、そんな夢を思い描いている人は少なくないかもしれません。

とはいえ、特に都心の住宅ではなかなか実現がむずかしいもの。

もし、アパートやマンションに広いお庭や共用のリビングルームがあったら、ひとつの家庭ではむずかしいそんな体験も、一緒に体験することができてしまいます。

ぽかぽかとあたたかな日差しに恵まれた12月最初の日曜日、「CULUM 浜田山」では、恒例のクリスマスイベントが開催されました。

京王井の頭線の浜田山駅から徒歩6分の閑静な住宅地にたつ3階建ての白いマンションには、16戸の住戸に囲まれた中庭と、入居者が自由に使える共用のリビングルーム、そして屋上菜園が設けられています。

約5年前の誕生当時から、クリスマスのイベントは毎年おこなわれているのだそう。オーナメントづくりにライヴ&マジックショー、屋外でのディナーパーティーと盛りだくさんの1日となった2013年のクリスマスに、お邪魔させていただきました。


まずはリビングルームで、クリスマスのオーナメントづくりがはじまりました。

小さなお子さんでもかんたんに作れるよう、道具は紙とはさみとのりだけ。

こういう工作は、おとなよりも子どもたちの方がずっと慣れているのか、まっさきに色紙に手を伸ばして興味深そうに作り方を教わっています。

色紙を三角に折り、型紙どおりに切って広げたものを3枚貼り合せると、雪の結晶のかたちをした立体的なオーナメントができあがります。

おとなのほうは、「器用でなくても作れますか?」と少しおっかなびっくり。

でも、切り取った部分を広げてみると、きれいに雪の結晶の形になっていて楽しい!「こういうの作るのって、幼稚園以来ですよね」としだいに子ども以上にオーナメントづくりに熱中していきます。

みんなで持ち寄ったおやつもあれこれ準備されていましたが、子どもたちはせっかくのおやつに目もくれず、オーナメントづくりに夢中。

雪の結晶の他に、切り込みを入れた色紙を重ねて作ったクリスマスツリーも完成しました。

ふと見ると、子どもたちに混じって、まさに今日北海道から越してきたばかりという男性の入居者さんのすがたも。札幌で20年間暮らしたあと、転勤で東京に来たのだそうです。

「東京暮らしは大学時代以来。家内が昔、永福町に住んでいて、このあたりはなじみがある、というので浜田山に住むことにしました。菜園や中庭があるのにも惹かれて…」

たしかに永福町から浜田山あたりの一帯には、どこか似た雰囲気がある気がしますね。


オーナメントができあがったところで、中庭に準備されたもみの木への飾り付けが始まりました。

あらかじめ用意されたクリスマスらしいオーナメントの数々や豆電球を思い思いの場所につり下げていきます。

おとなの背丈よりも高いもみの木。

子どもたちはお父さんに抱き上げてもらって上の部分まで飾りつけ。青々としたもみの木は、たちまちにぎやかなクリスマスツリーになりました。

最後は、てっぺんに住人の方が手作りしたというお星さまをかぶせて完成!

このお星さま、去年までは無かったのだそうです。でも、「てっぺんに星がないと、だるまに目が入っていないみたいなもの足りなさがあるね」という話しになり、今年は手作りで用意することにしたのだとか。

お星さまをかぶせると「うん、やっぱりぐっと引き締まるね!」という声があがりました。ふーむ、確かに。不思議なものですね。


あたりがだいぶ薄暗くなってきたころに、クリスマスイベントの第2部、ライヴ&マジックショーがはじまります。

やってきたのは、アーティストのTETSUROさん。ふだんはなんと、CULUM 浜田山の植栽も手がける植木屋さんなのだそうです。

アコーディオンが奏でるジングルベルの響きに乗せてトランプを取り出すと、目の前で見ていた女の子にカードを1枚選んでもらいます。

みんなにカードの裏側を見せてから、自分では見ずにカードの束へ。シャッフルしたあとに女の子にまた1枚を選んでもらうと、もちろん、さきほどとは違うカードです。

「でも、このカードを僕の腕でこすると、選んだカードになるんです」

腕でこすり、めくってみると…まさに、最初に選んだカード(!)

さらにカードをポケットから取り出したり、目の前で凝視していてもまるでトリックがわからない手品をいくつも見せてくれました。

最後に、アコーディオンの伴奏とソウルフルな声が響く「サイレントナイト」のアコースティック・ライブ。年の瀬の夜に、おとなも子供もしっとりと酔いしれる、なんだか贅沢な時間。


すっかり暗くなってきたところで、いよいよツリーの点灯式。

いち、にの、さん!で豆電球のスイッチを入れると、暗闇にぱっとツリーが浮き上がり、歓声が沸きます。

そして、みんなでツリーを眺めながらのパーティ。

日が沈んで肌寒くなってきても、子どもたちはへっちゃら。ツリーのまわりを楽しそうにぐるぐると駆け回ります。ワインやジュースを片手に、入居者どうしでおしゃべりが弾みます。

せっかくなのでワインを傾けながら、小学1年生のお子さんを持つという、入居4年弱のお母さんと、すこし話しをしてみました。

「ここは建物の雰囲気や利便性、間取りが気に入ったんですよね。イベントによく参加させてもらっていますし、お友だちが子連れで来たときにも、コモンルーム(共用のリビング)が便利です。もう“キッズルーム”って呼んでます(笑)。中庭で遊ばせることもできるし、助かりますね。

屋上にある菜園は子どものほうが熱心にお世話してます。私は植えっぱなしで(笑)。トマトやバジル、あとはお花も育てていました。陽当たりがとてもよいので、野菜はうっかりしていると育ちすぎるぐらい。土いじりは親子でも楽しめるのが良いところです。」

せっかく付いている共用部、フル活用しているみたいですね。

続いて、5年前の竣工時から住んでいる、幼稚園にかよう男の子を持つお母さん。

「やっぱり共用スペースが広かったのと、あとは部屋の陽当たりがよかったのが気に入って。うちは三面から光が入るんです。菜園にも興味があったので、4年間できゅうりやかぶ、トマト、なす…ひととおりの野菜は育てたと思います(笑)。

入居した当時はまだ子どもがいなかったんですが、子どもができてからはよりいっそう、こういった共用部やイベントがあることのありがたさを感じてます。うちは3階なので、子どもがあまり走り回ると下の方にご迷惑になりますから、お友達が遊びに来たりするとコモンルームで遊ばせるんです。気兼ねせずに思い切り遊ばせられるのは本当に助かりますね。」

3年前に浜田山の別のマンションから引っ越してきたという女性は、2人のお子さんのお母さんです。

「ここは、子どもが通っている保育園の近くだったので入居を検討しはじめたのですが、実際に内見に来たときに中庭で子どもたちが遊んでいたのを見て、いいなと思ったんです。敷地内で、しかもちゃんと門が閉まった広い場所で遊ばせられるというのはとても安心ですよね。イベントには親子で毎回参加させてもらっています。ふつうのマンションはここまでの接点ってなかなかないと思いますし、みなさんにいつも子どもの面倒を見ていただいて、助かってます(笑)」

みなさん、やっぱりなかなか楽しそうです。


CULUM 浜田山」の管理・運営をしている株式会社コプラスの久保さんは、季節のイベントで訪れるたびに、子どもたちが成長していく様子が手に取るようにわかるのがうれしいと言います。

「イベントの開催は半年に1回ぐらいのペースなんですが、子どもに接する機会ってなかなかないので、お子さんたちの成長ぶりにおどろきます。特に私は毎回、撮影係をしているので、写真を見比べるとびっくりしますよ。前回まだしゃべれなかった子がしゃべれるようになっていたり、“あ、見たことあるおねえちゃんだー”と覚えてくれていたりするのもうれしいですね。

お子さんたちがたくさん参加してくれますし、新しく入居された方とこれまで住んでこられた方が自然な交流を持つためにも、いい機会になっているんじゃないかなと思っています。

企画開発部の露木さんいわく、

「ファミリー向けの集合住宅では、他の入居者の顔が見える、どんな人が住んでいるかなんとなくわかる、ということは非常に大事な要素だと思っています。

イベントは内容や質にこだわりぬくよりも、まずは顔を出しやすい気軽に参加できるように考えています。おたがいの顔が見えることが、毎日の住みやすさや安心にもつながります。こういう部分は、機械的なセキュリティでは作り出せないんです。

16の住戸がコの字型に配置されて真ん中に共用の中庭がある造りも、ちょうどよい距離感なのかもしれません。共用部のあるファミリー向けの集合住宅はお子さんを軸にほどよいつながりが生まれやすいので、今後もスペースを生かし、お子さんが楽しめるシンプルなイベントを続けていきたいですね。」

とのこと。色々と、ほどよい具合を意識して取り組んでいるのが印象的です。

素敵なパーティーの企画、お疲れさまでした。


さて、走りまわる子供達とにぎやかなひとときを過ごしたクリスマスパーティーですが、明日(2014.02.22)はいよいよ、同じく株式会社コプラスさんが運営する「溝の口ガーデンレジデンス」で開催するオープンハウスイベント「HOUSE TRIP -旅する住まいの見学会-」です。

ひつじ不動産のファミリーメンバーシップへの登録が必要ですが、どなたでも無料でご参加頂けます。お子さん連れも、もちろん大丈夫。

共用のリビングでコロッケを料理してお待ちしてます。

土曜のお昼過ぎは、ぜひお立ち寄りを!

(takako)

CULUM 浜田山では「生活環境とコミュニティの新しいスタイル」をご提案します。建物まるごとを最大限活用し、自然と緩やかにつながる暮らしへ導く仕掛けがあります。また、中庭を介してエントランスと各住戸が結ばれ、何気ない「コンニチハ」から、住まう方たち...

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