シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?
鉄の魅力に、どんどんハマる。
下町風情の残る曳舟の駅前。すぐ裏手には「ふじのき公園」がひろがります。
晴れの日には、多くのこども達の遊ぶ声が飛び交うこの公園。
その向かいにあるのが「COURI005 hikifune」です。
「らせん階段で繋がる」というコンセプトの通り、リビングの中央には存在感のあるらせん階段が鎮座。この吹き抜け状の階段部分を通じて上下階の気配がまじわり、ふたつのフロアがゆるやかに繋がっています。
随所に顔をだす鉄柱や鉄の階段、アイアン塗装も特徴的。一見ハードに見えるこれらのパーツも、下町の雰囲気と妙にしっくりと馴染むのが不思議です。
これからの盛り上がりが楽しみなEAST TOKYOエリアの立地にくわえ、たち並ぶビルや住宅の上に東京スカイツリーがにょきっと伸びる風景も、個人的には嬉しいポイント。
数多くのシェアハウスが目を賑わせる昨今でも、今回は少し異色のテイストです。
では、シェアハウスを見ていきましょう。
こちらが外観。鉄制の柱や階段、壁に這う配管など、無骨でハードな印象です。
裏道に佇む古ビルのような雰囲気とでも言いましょうか。この風貌で、以前はアパートだったというのでオドロキです。東側のエリアって、こんなヘンテコな建物を目にする機会が割と多い気がします。
ちなみに、現在は手前に見える水色のタンクは片付けられていて、自転車を置くスペースになっているとのこと。
控えめに灯っているのは、バーのようなシェアハウスのサイン。チャーミングながらも、粋なデザイン。
(カンカンカンッ)。階段を上ると、鉄製ならでは足音がします。
階段を上がって2階、こちらが正面玄関。2,3階が住居になっており、1階には昔ながらの定食屋さんがあります。
一見、勝手口扉とも見えなくも…ない?扉ですが、
よく見ると細かな部分にアイアン塗装が。
では、この無骨な玄関扉をギイっと引いておじゃまします。
玄関の正面に見えるドアはトイレです。
玄関に一歩踏み入れると、目の前には現れたのは鉄柱。無垢フローリングのナチュラルな空間とのコントラストの美学が、今回のシェアハウスの世界観。
それにしても、堂々と剥き出た鉄骨の存在感は見事です。
窓も重厚感のあるスチールサッシ。年代を経て、当然それなりの錆もあれば滑りも堅め。それが下町感とあいまって、どこかロックスピリットのようなものを漂わせます。
玄関の突き当たりには洗面台。なんだかんだで、ここの利用頻度は意外と高そう。
玄関の空間は、質感も異なるモノトーンのコントラストが素敵だと思います。ただし靴箱の収納力は心もとないので、お気に入りの靴の専用席にするのが良さそう。
さて、3階のリビングへ移動します。
洗面台を正面にして右側に目を向けると、目の前に住まいのシンボル、らせん階段が登場。こんな鉄製のらせん階段を住宅の中で見かける機会が少ないせいか、とても新鮮な光景です。
近づいて見ると、ステップは工業感のある鉄板タイプ。それ自体はハードな素材にもかかわらず、無垢材に囲まれた空間のなかでは、不思議な上品さすら感じます。
では、カンカンカンッと上ります。ぐるぐるぐるっと回ります。
よく見ると、天井も鉄板の様子。なかなか住居内で目に触れることのない、無骨なディティールにグッときます。
3階は、鉄柱や鉄板のハードな表情と、らせん階段の柔らかくて滑らかな曲線美が共存するモダンな空間。らせん階段の吹き抜けを通じて、下の階とも空間と気配がゆるく繋がって独特な雰囲気です。
階段の上り口を取り巻くように展開するリビングは、見渡すとこんな感じ。強めの配色にシックなトーンのカラーリングは、バーのような雰囲気です。カウンターテーブルに座ってビアグラスを片手にスポーツ観戦、なんて風景が浮かんできます。
カウンターの一角には、本格的なエスプレッソマシーンの姿も。コーヒー党の方も、きっと満足できるはず。
リビングの奥にはモケット地のグリーンのソファもあります。派手すぎず、控えめすぎずのセレクトですね。ソファに腰掛けるとテレビは見づらいですが、背面の窓のおかげで採光は十分。読書するにはぴったり。
奥に見える鉄柱には、中に明かりを入れて間接照明として演出してみてはどうかと思うのですが、どうでしょう?
ソファの対面側はキッチンです。
スタンダードでコンパクト仕様のキッチン。バリバリ料理する人には設備やスペース面ではもの足りないかもしれません。
収納スペースも決して豊富ではないため、少し知恵をつかう必要がありそう。キッチンの背面に勝手口スペースがあるので、そちらを上手に工夫して活用、といった感じでしょうか。
でも、それでもここは素敵なキッチンだと思うのです。
キッチンに立つと、目の前にひろがるのはこんな眺め。ここはカフェかしら?なんて気分を味わえます。
抜けもよく開放的で、適度な距離感で会話も生まれやすそう。つまりスペックはともかく、楽しさは高めということ。シェアハウスでは、それはとても大切なことです。
並んだ7色のコップが可愛くて、思わず笑顔もこぼれちゃいます。
キッチンを振り返ると、左のドアがトイレ、右が勝手口となっています。
勝手口を出ると、スカイツリーが見えたりもします。
トイレは2階と3階にそれぞれ、ひとつずつ。
どちらもウォシュレット付です。
さて、水まわり設備を見ていきます。
洗濯機はリビングの掃き出し窓から出たベランダの端に設置してあります。
屋根はありますが、雨風には気をつけるべし、ですね。
バスルームは階段を下りて2階にあります。
ぐるりと降りて、左手奥に見えるドアがバスルームの入り口です。
ドアをあけると、脱衣室。洗面台付きです。
バスルームは、モルタル仕上げの床が新鮮な空間。
バスタブはごろんとした面白いかたち。現代彫刻の作品のような雰囲気もしなくはないかも。
隣にはシャワールームもあります。サッと済ませたい時や、利用の多い朝の時間帯などは、上手に使い分けて。
それでは、専有部を見ていきます。
こちらは201号室。
室内は、さっぱりシンプル。シンプルなだけに天井の無骨な感じが、とても映えます。
続いて、203号室。
こちらもシンプル。基本的にどの部屋も同じテイストの仕上げになっています。
この天井、やっぱりカッコイイ。
こちらは204号室。
見てのとおり、鉄柱がドンと立っています。
それなりに部屋の中央寄りに鉄柱が立っているので、家具の配置をよく考慮する必要がありそう。
ですが、個性的でアクセントになるアイテムであることには間違いなし。いろいろと引っ掛けられますし、カスタマイズ次第ではかなりな便利アイテムだと思うのです。
住み手を選ぶ、挑発的な間取りです。
こちらは301号室。
鉄柱付きの、若干コンパクトな専有部。
やはり、この鉄柱がどのように化けるか、楽しみであります。
最後に303号室。
2面窓で日当たり良し。掃き出し窓からは、ベランダにも出ることが出来ます。
ベランダはリビングと繋がっています。
物干し台は手作り感たっぷり。
さて、今回探検した「COURI005 hikifune」の最寄駅は各線・曳舟駅。
東武伊勢崎線の、押上と北千住に挟まれた間の駅、と言えばぼんやり場所がイメージできるのではないかと。再開発もぼちぼち進んできてはいるものの、まだまだ、いわゆる下町的な懐かしさの漂うエリアです。
ただし、ひとたび電車に乗れば浅草5分、上野15分、渋谷へも半蔵門線直通をつかまえれば1本で34分と、割とアクセスのよい駅です。
また、最近では街のいたるところから東京スカイツリーの全貌を眺めることが出来るエリアでもあります。下町の空気に身を委ねつつ、世界一(の自立式鉄塔)のスカイツリーを肴に一杯、なんて楽しみ方も。
運営は、「株式会社シェアカンパニー」さんです。
「COURI003 asakusabashi」「COURI004 meguro」など、独特の世界観の物件群を手がけてきた運営事業者さんです。
今回の物件しかり、今までにない”カッコイイ”を発信する効利製作所さんの周りには、住まいの枠を越えてお花見やパーティーが企画されたりと、なにやら楽しげな様子。積極的にシェアを楽しもう!という方が自然と集っているようです。
無骨でロックを感じる物件ですが、だからこそ女性の方にもどうでしょうか。セーラー服と機関銃、そんな黄金比を感じずには居られないのです。
気になった方は、コチラのお問合せからどうぞ。
住居の周辺には、こんな風景がたくさん残っています。
ちなみに、物件の1階には「いこい」という食堂があります。
下町のお母さんに会ってみてください。この街を、もっと好きになるはず。
(イシクラ)
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