シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?
クールな暮らしに、刺激を少々。
地元にいたころ、都会暮らしというものを何度も妄想していました。
東京タワーのライトアップや首都高速の光の筋を眺めては、モダンなインテリアに囲まれてムードのある音楽に耳を澄ます。
乾杯はジョッキでなくグラスで。少し小声で話すくらいがクールなんだよ、なんて思っていましたっけ。
今回のシェアハウス探検隊は「Mate Ikebukuro」。池袋という東京屈指のターミナル駅から徒歩2分の場所にある、モダンなシェアハウスです。
水まわり設備が整ったワンルームタイプの個室に、2つの共用ラウンジ。時折ラウンジでガス抜きしながら、プライベートの時間をなにより大切にする、あくまで自分主義のライフスタイル。
アーバンライフのムードを高ぶらせる、昭和後期〜平成初期のハイソな住宅設備も見所です。
池袋駅南口から、歩いておおむね2分ほど。
混み合った駅前と、東京芸術劇場から公園にかけて大きく抜けた景色のコントラストが、帰路を楽しくさせます。
公園を抜けてすぐ。小さな路地裏に入った先、斜めのシルエットが特徴の建物がシェアハウスです。
石造りのエントランスは重厚な印象。扉の取手にはレザーが巻かれていて、しっとりとした感触。
クラシカルな雰囲気の中だからでしょうか。ステンレスのポストのフォルムが、やたらと先進的なデザインに見えたり。
共用のラウンジは1Fと7F、個室は2F〜6F。建物内の移動では、エレベーターを使うことが多くなりそうです。
では、エレベーターに乗って7Fへ。
廊下左手のドアの先がラウンジです。
ラウンジの扉はダイニング脇とキッチン奥の2カ所あります。
というのも、このあたりはマンションの2つの部屋だったのだそうです。細長く、奥行きのあるどこか不思議な感覚になる間取りです。
ダイニングは壁際にベンチを据えた、カフェの窓側席のような空間。
住人同士が日頃から集まってワイワイするというより、それぞれの時間を思い思いに過ごしている風景が浮かびます。
うん、またそれもよし。おたがいの距離感を大切にして、ゆったりと過ごす時間も心地よいものです。
窓ぎわに置かれたソファは特等席。あったかい飲み物片手に、晴れた日は窓から外の景色を眺めながら、夜は読書灯を点けて過ごしてみてはいかがでしょう。
BARの脇に控える小さなステージのようにも見えます。
たまには、アコースティックライブなんてやってみても面白いかもしれませんね。
窓の外にはベランダがあります。
ダイニングのすぐ隣なので洗濯物を干すには抵抗がありますが、ベランダ菜園などにはピッタリかと。
ダイニングの奥手にはキッチンスペースがあります。
窓に向かうよう設計されたカウンターテーブル。この間取りは初めてかも。
大きな窓からたっぷりと差し込む光が気持ちよく、楽しいクッキングタイムを演出してくれそうです。
タイル壁と木製の建具からなるクラシックなキッチンスタイル。ルクルーゼやダンスクなどのホーロー鍋がとても似合いそうです。
シンク2台、3口のIHコンロが2台、作業スペースも2カ所あり、2〜3名であれば同時進行で料理することが出来そう。
まな板や瓶なども、キッチンの空間にきちんとフィットした揃え方。
キッチン下にはしっかりと収納スペースが設けられています。
ひと通りの調理器具は揃っていますが、できれば自前のこだわり調理機具で料理したい方もいるはず。
収納スペースの使用ついては調理器具の数や大きさで判断が分かれそうなので、一度事業者さんに確認したほうがよいかと思います。
キッチンの奥には収納棚を兼ねたコーヒースタンドが設置されています。
忙しいとき、あると嬉しいコーヒーメーカー付き。
ゆっくり時間がとれるときはハンドドリップでコーヒーを淹れたいなぁ。壁の棚には、いくつか趣向の違った豆を並べておきたいところです。
コーヒースタンドの脇にはトイレもあります。
カウンター席は、ぼんやりと考えごとにふける時や、メールチェックなどの軽い作業をする時にはピッタリの場所だと思います。
このキッチン空間、意外といろいろなシーンで使える場所かと。
さて、1Fには7Fとはテイストの違ったラウンジがあります。
廊下の先、右手のドアの先がラウンジ空間。
7Fのラウンジを”カフェ”というならば、このラウンジは"ホテル"のロビーのような場所。
四角く広びろとした空間に、ソファブースとデスクが並んでいます。
エントランスからアクセスしやすいこともあり、7Fラウンジより友人や知人を招きやすそう。
SOHOの方のちょっとした打合せなどはもちろん、事前に利用予約をする必要がありますが、パーティ会場としても活用できそうです。
天井はコンクリート打ちっぱなしの無骨な表情。
一方で、ギャップを楽しむように壁やフローリングは落ち着いた色合い・質感で統一されています。
空間の傍らにはキッチン。
設備はシンクが1台とレンジやトースターなど。コンロは設置されていないので、本格的な料理はできない仕様です。
ラウンジの入り口にはコミュニケーションボードが設置されています。
「○○時〜 友人とワイン飲んでるので、よかったらゼヒ」
こんなメッセージを見かけたら、友人の輪が広がるチャンスかも。
1Fラウンジの対面にはシアタールームとスタディルームがあります。
こちらは、シアタールーム。大きなスクリーンと天井に設置されたプロジェクターが特徴です。
映画鑑賞はもちろん、ホワイトボードのおかげでミーティングルームとしても便利につかえそう。
こちらはスタディールーム。
シアタールームの隣にあります。
会社から持ち帰ってきてしまった仕事は、ここで作業したほうが良いかも。
スイッチをOFFからONに切り替えたいときのほか、パーティから少し離脱したいときのピンチヒッター的な使い方もありそうな気がします。
小さな冷蔵庫には、ひと仕事終えた自分へのご褒美として、冷えたビールを準備しておきたいところです。
ランドリーには洗濯機・乾燥機が6台ずつ設置されています。
「一度に2台利用禁止」など利用マナーを取り決めれば、洗濯機・乾燥機ともに十分な数だと思います。
休憩室なんて部屋も用意されていたり。
ちょっと一服したいとき、甘い飲み物が飲みたくなったとき、わざわざ外に出なくて良いのはメリットかも知れません。
それでは、専有部(専有部)を見ていきます。
まず、こちらは2Fの201号室。
カーペット床のシンプルな間取りのワンルームです。大きな窓には、薄い色のフィルムが張られています。
窓の脇のスペースは意外にも奥行きのある収納スペース。採光と収納、住空間の2大重要トピックをしっかりカバー。
また、ミニキッチンと3点ユニットが室内に設置されています。
ミニキッチンは省スペース化を最優先に考えた設計でしょうか、手前にシンク、奥にコンロという珍しい配置。
実のところ、料理を考えると使い勝手は微妙な気がしなくはありません。
でも、ちょっとした洗い物が室内で出来るのは便利ですし、共用部に立派なキッチンがありますから、ここは湯沸し程度と割り切れば良いのではないかと。
バス・トイレはこんな感じ。コンパクトサイズのスタンダードな3点ユニットです。
こちらは、209号室です。
201号室に比べ、ふたまわりほど広く、2名での入居も可能だそう。
部屋のサイズに合わせて、窓も若干大きくなっています。
シンプルな間取りとミニキッチンの仕様は201号室と変わらず。
自分の部屋にもスリーシーターのソファを置いてゆったりしたい、なんて方は広めの部屋のほうが良さそうですね。
ちなみに、ベランダもあります。
窓の先に緑を置いてみれば、きっと部屋の風景も変わるというもの。
日当りも良いので、暑さ・寒さに強い植物をベランダで育ててみるのはいかがでしょうか。
続いて、5Fの506号室を見てみます。
フロアによって、カーペット床の色が変わります。5Fはブラックです。
その他の設備は、基本的に全室同じ。
インテリアの配置をしっかりと練る人は、部屋によって若干異なるミニキッチンの場所がチェックポイントかと。
玄関ドア脇の靴箱は棚の高さが調整できます。容量も申し分無しかと。
最後に、こちらは6Fの605号室。
ブルーの床とホワイトの壁。
一見、オフィスぽくも感じますが、オークの家具やマリンテイストの小物を合わせると、爽やかな空間になりそうです。
また、7Fのラウンジに近いこともポイントの一つ。
料理を楽しみたい方は、上階の部屋のほうが満足できるかと思います。
この、時代の流れを感じるプレートが個人的にはかなりのヒット。
よく見ると電話線コネクタがLANコネクタに変更されていて、まだまだ現役です。
ガレージは通りの反対側にあります。
スペースの都合上、駐輪できる台数は限られそうです。
自転車を日常使いしているかたは、お問合せ時、内覧時にガレージが利用可能かチェックしたほうが良いかと。
最寄り駅は、そう「池袋駅」です。
言わずもがな、乗り入れ路線は山手線を含むJR各線、東上本線、西武池袋線、丸の内線、有楽町線、副都心線と大充実。
2013年3月の副都心線・相互直通運行の恩恵を一番受けている駅ともいっても過言ではないかも。西へ東へ、北へ南へ、都内全域アクセス良好です。
大きな大きな池袋駅。
最寄り出口である南口・西口周辺は、東京芸術劇場や西口公園があるため、都会的でありながらのんびりとした空気が漂います。
また、池袋西口公園はジャズフェス、タイフェス、フリーマーケットなどイベント盛りだくさん。ぶらぶら散歩するのが楽しみになりそうです。
運営管理するのは、「株式会社シェアカンパニー」さんです。
COURIシリーズを筆頭に、数々のシェアハウスを管理される事業者さんです。
物件それぞれ、建物の特徴を活かしたクオリティの高いデザインはさすがと言ったところ。カッコいいのにクセのないインテリアは、インテリアに興味を持ち始めた人にも抵抗無く受け入れることができそうです。
「ひとりの時間を大切に」が今回のテーマ。シェアハウスの暮らしでも、ひとりの時間はもちろん大切です。趣向の違った2つのラウンジとプライベートルームから、新しい時間・空間の使い方が生まれそう。
アツすぎず、クールすぎない都会的な暮らしをぜひ。お問合せはコチラからどうぞ。
都会要素はこんなところにもありました。
カードを「シュッ」ときるタイプの部屋の鍵。
今は現役ではないそうですが、非接触型のカードキーより未来を感じてしまうのはなぜなんでしょう。
(イシクラ)
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