シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?
※晩ごはんサービスは平日限定・数量限定・申込制となっています。
自宅で毎日、できたての美味しい晩ごはん!
もちろん、それができるなら理想的。
でも、現実にはなかなか難しいのが毎日の自炊というもの。
いざひとり暮らしをはじめて思い知らされるのは、食事が口に運ばれるまでの難関の数々。
第1の難関は、「メニュー決め」。
1日や2日なら楽しめるかもしれません。むしろ好きなものだけ食べることができるチャンス。
しかし、毎日となると…
そして第2の難関は、「食材購入」。
毎日買い出しに出るなんて、すくなくとも僕には到底現実的ではありません。
当たり前ですが、いや、不思議なもので、毎日きちんとお腹が空きます。昼食でお腹いっぱい食べても、きちんと空くんですよね。
そして外食が増え、気がつけば毎日の食費が家計を圧迫する始末。ひとり暮らしを始める前は、あんなにも楽しみにしていた自炊だというのに、なんということだ。
嗚呼(ああ)、実家の食事が恋しい…
いまにして思えば、帰宅時にできたての美味しい食事があたり前に用意されていたことが、なんと特別なことだったのでしょうか。
そんな、都会でホームシックな気持ちに苛まれるあなたへ。
「お腹が空いたから家へ帰ろう」と思える暮らしが、都心から電車で30分ほどの土地で始まったのです。
駅の階段を降りると、ほどほどに飲食街の広がる、蕨(わらび)の町。
お店の誘惑を振り切って歩くこと、13分ほど。
3F建ての建物がDORMYS+ 蕨です。
時間帯によっては、建物の姿よりも、あたりを漂う料理の香りが目印になるかもしれません。
というのも、平日はできたての食事を100円で提供してくれるのです。
そう。
1,000円ではなく、100円です。
驚くべき安さにはありがたい理由があるのですが、そこは後ほど、ゆっくりと。
さて、建物に目を向けると可愛らしいリスのサイン。
口いっぱいに何かを頬張る様子は、もはや入居者さんだけに用意された定食屋のサインでもあるような。
シェアハウスのサインは、こんな感じ。
ゆるめのフォントに、肩の力が抜けていきます。
玄関ドアは大きなつくり。
鍵を開き、いざ建物の内部へ。
広々とした玄関ホール。
左手に見えるのは、シェアハウスでは珍しい24時間常駐の管理人室。
天井に目を向けると、やはり珍しい防犯カメラ。
万が一の事態に備え、管理人室でモニターしてくれているのだそうな。
多少好みが分かれそうでもありますが、安心感が欲しい向きには良いのではないでしょうか。
加えて片隅には、AED(自動体外式除細動器 )を常備。
心肺停止した時に電気でバーンとやる、あれです。
AEDが有ると無いとでは緊急時の救命率がずいぶんと違うと言いますし、備えあれば憂いなしというもの。
さて、話を戻し玄関を内部から見るとこんな感じ。
ドアの脇に設置された靴箱は、全50室分設置されています。
割り当ては、部屋ごとに扉1枚分。
靴2足とスリッパ1足の収納が、オーソドックスな活用方法になりそうです。
土間部分には、背の高い収納も。
意外にも、扉の内部には傘立てが。
傘の見分けがつきやすいように、こんな感じのタグを使うと良さそうです。
郵便受け室は傘立ての奥。
表玄関の内側に郵便受け室を配置するのは、よく考えると不思議なつくり。
郵便物や宅配物が来るたび管理人さんが鍵を開けて対応する体制は、常駐管理ならではです。
各ポストの容量は、こんな具合。
手紙は山ほど入りそうですが、これ以上のサイズの場合は宅配ボックスに投函されるようです。
リビングへは郵便受け室の脇にあるドアから入ります。
窓からの日差し心地良い、広々とした空間です。
食事をする空間は、明るいほうが気持ちが良いもの。
焼き肉とBBQは同じような食材なのに、お日様の下だとなぜかより美味しく感じるものです。
とは言え、日差しを眩しく感じることもあるでしょう。
じゃん。
日差しの強すぎる日などは、お好みでどうぞ。
ダイニング・テーブルの存在感が強い空間ですが、窓際の大きなソファが、もうひとつの居場所。
ノートパソコンを持ち込めば、ちょっしたメールぐらいなら処理できそう。
自分の部屋と景色が変われば、多少はかどることもあるかもしれません。
同じ空間内でも、ソファからダイニングを見るとこんな感じに見えます。
すこし居場所を変えれば、ずいぶんと気分も変わるような気がします。
バッテリーの残量が気になってきたら…
意外な場所に設置された電源端子で充電をどうぞ。
続いては、キッチンへ。
横一列の素直なかたちのキッチンには、シンクとIHヒーターが2台ずつ。
ワイドサイズのシンクは、きっと食器と調理器具をまとめて洗っても大丈夫。
家電は、キッチン対面のカウンターに。
ちなみに、電子レンジやオーブントースターは、こちら側から使用する前提の配置になっていました。
使いかたを考えると、確かに多くの場合、この向きで正しい気がします。
ソファ脇の扉の奥は…
いかにも業務用、といった趣の調理室です。
予約制の¥100晩ごはんサービスは、この厨房で調理され平日の19:00〜22:00に提供されます。
メニューは、嬉しい日替わり。
栄養士さんの考えてくれた、健康的で食欲をそそるメニュー。
¥100でこの品揃えとは、ただただ嬉しい限りです。
仕込みから調理までは、管理人のむつみさんの担当。
撮影当日、照れながら調理風景の写真を撮らせてくれたむつみさん。
「今日のごはんなあに?」と直接聞いてみるのも。余分がある日は、予約無しでも食べることができるそうです。
この日のメニューは、野菜カレーでした。
実は、実際に目にするまでは味気ない食事のイメージを抱いていたのですが…普通に美味しそうです。
安さの秘密は、運営事業者さんが全国で数多くの学生寮を展開していて、材料費のコストを抑えることができるためだそう。
しかも、ご飯とカレールーはおかわり自由。
何度も言いますが、たった¥100で、おかわりまで。
浮かした食費は、他の楽しみのために貯金しておくことだってできそうです。
サラダにクルトンが乗っている辺りも、個人的にはポイント高めです。
食費を気にせず健康に気を配られた食事ができるなんて、まるで実家ではないですか。
シャワールームは、サインがお洒落です。
男女共用と女性専用に分かれているのですが、まずは男女共用の方から。
サインだけでなく、パウダールームもダウンライトで雰囲気があります。
洗面台の前には、スツールが。
長時間の使用時は、腰を下ろしてじっくりどうぞ。
4室のシャワールームのドアが並びます。
プレーンですが脱衣室があり…
腰掛け付きのシャワー室も。
個人的にはシャワー室内に鏡があればもっと嬉しかったのですが、棚もありますし自分で持ち込むのが良いと思います。
続いて、女性専用の方のシャワールームへ。
こちらは、洗面台はひとり分。
その代わり、洗濯機があります。女性専用のものを使いたい人には、嬉しいはず。
シャワールームは全2室。
つくりは男女共用の方と同じです。
続いては、ランドリールーム。
なかなかコンパクトな空間に、洗濯機5台と乾燥機2台が設置されています。
各部屋に物干しスペースは用意されていますが、乾燥機は何かと便利です。
廊下にある別のドアから入るトイレは、プレーンな内容です。
やはり男女共用のほか、女性専用のものも。
女性専用トイレは2室用意されています。
さて、そろそろ専有部を見ていきます。
部屋の広さは全室6.5畳ほどで共通ですが、まずは102号室から。
室内に備え付けの備品が何かと多めなのは、身軽でいたいタイプには嬉しいのではないでしょうか。
ベッドはもちろん、ハンガーラックに…
今や珍しい気もする電話機。
鏡と収納付きの洗面台。
特に、女性は助かるのではないでしょうか。
洋服の収納はベッドの下へ。
畳んで小さなサイズにできる洋服はベッド下収納へ入れ、着る機会の多い洋服はハンガーラックへ掛けておくと良さそうです。
冷蔵庫も全ての部屋に用意されています。
ベランダも、全ての部屋に。
物干し竿を取り付ければ、毎週末は洗濯の時間に。
2階は男性専用、3階は女性専用フロアですが、共用部の水回りも、専有部の間取りや美品もすべて共通です。
「蕨…?」と思ったあなた。蕨は、割と都心までのアクセスが良いんです。
JR京浜東北線で浦和まで6分、赤羽まで13分、東京までは33分と、すべて直通です。赤羽で埼京線に乗り換えれば、そこから池袋まで8分、新宿駅まで14分、渋谷まで19分ほど。
毎晩の格安の食事付きと考えれば、検討の余地あり!ではないでしょうか。
駅前も、まずまず便利そうです。
いくらかのファミレスや居酒屋が立ち並び、¥100晩ごはんが無い週末や帰宅の遅くなってしまった日には、外食も可能です。
シェアハウスの運営管理は、株式会社共立メンテナンスさん。
全国で、数多くの学生寮の運営管理実績を持つ運営事業者さんです。
ここ数年、千葉を中心に大型の寮をリノベーションしたシェアハウスを手がけてきました。
そうした経験も踏まえ、「自分たちだからこそ、できること」を第一に、新たにクリアな方向性を確立したと言います。
力を入れたのはもちろん、24時間常駐の管理人さんと、毎日の¥100晩ごはん。
新しいアイデアとして始めるのではなく、長く培ってきた確かな体制のもとで始まる、大きな取り組みです。
毎日、自宅でできたての美味しい食事を食べたいなら、コチラからどうぞ。
玄関のドア越しからでもわかる、カレーの良い香り。
もうこれは、なんとなれば実家と呼ばせて頂きたい。
(イイヅカ)
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