シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?
少し、立ち止まりたい時期がある。
今回のシェアハウス探検隊は、世田谷の高級住宅地に登場したシェアハウス。
その名もズバリ、「等々力ハウス」。
で、今回のテーマは“ロング・バケーション”。
慌ただし過ぎる社会生活の土台として、活気や安らぎをもたらす第三の場所としてのシェアハウス・・ではなく、人生のある一時期、少し立ち止まって、もしくは速度を緩めて何かを見つめて過ごしたい。
そんなフェイズの方に最適な物件ではないかと思うのです。
ラウンジには暖炉にシーリング・ファン(天井でクルクル回るやつ)、そしてでっかい絵画が鎮座し、風変わりな照明器具が存在感を放ちます。おまけに世田谷区でありながら、お庭はフットサルができそうなサイズ。
まれに見る、という表現がまさにピッタリの、しこたまドデカイ戸建物件です。
その意味では、豪邸フリークとしての血が騒ぐ事も否定はできず・・
ともあれ、独特の素敵な雰囲気を湛えた外観から。
世田谷の高級住宅街に立ち並ぶ豪邸の中でも、少々異彩を放つ佇まい。
建物の左手に、もっそりと茂る木の陰が正面玄関になっています。
ちなみに上の写真は庭の先端部から撮影しているのですが、実はこの庭自体が駐車場の上にあったりします。つまり、
こうなっているワケです。
装飾的な玄関門扉の奥には、ゆったりとしたアプローチが正面玄関まで延びています。
で、優雅に玄関前まで辿り着くと、やっぱり予想通りの展開。
ライオンのドア・ノッカー。またの名を「扉叩き」。
で、玄関はナンバー・ロックです。
さて、これは立派な趣味仕事という事で、ドキドキしつついよいよ内部へ突入してみたいと思います。
お邪魔します。
玄関を入って右手には、エントランス・ラウンジがあります。
土間にはどっかりとした立派な踏み石。
リピートしますが戸建物件の玄関です。
友達の家がこんな感じだったら、おいそれとは遊びに行けません・・
いや、毎日遊びに行くかもしれません。
ま、こんな家に住んでる同級生はいなかったんですけどね。
玄関を入って正面はこんな感じ。
普段は帰宅したら直進して、そのまま正面の廊下に上がる事になると思います。
廊下には、このように収納力抜群のシューズ・ラックがズラリ。
さて、まずは奥へ進まずに、ここでラウンジの方へと方向転換。
先程のエントランス・ラウンジの奥へ進むと・・こうなります。
豪邸って言葉の本当の意味を、改めて思い知った気がします。
庭に面したドアは、全面バシっとガラス張り。
窓先が開けているので、ヒジョーに明るいのですよ。
で、奥には共用のPCが3台もあります。
しかも、内1台は何故かデュアル・ディスプレイ(2面あるタイプ)です。
デイ・トレーダーの方、いかがでしょうか。
・・いませんか、そうですか。。
そのまま、さらにラウンジの奥へ。
優雅な拡がりのある空間に、長いアームが特徴のシルバーのランプや、天井を見ればパラパラと回転するシーリング・ファン。
でも何と言っても、このラウンジの主役はやっぱり暖炉。
リアルな暖炉ではないのですが、暖房機が設置されていてちゃんと暖か。
何よりこの存在感。
特に夜は心地良いでしょうね。
暖房機の佇まいも、この具合です。
ラウンジの奥には、キッチンがあります。
これがまた広いの何のって。いや贅沢です。
でも、偶然かもしれませんが形といいラウンジとの位置的な関係性といい、シェアハウスにはピッタリなキッチン設備です。
料理好きが何人か揃えば、きっと楽しい空間になるハズ。
但し、ガスコンロは3口。
料理の同時進行は可能ですが、このコンロの回し方に工夫がいるかもですね。
ミルクを温めながら、スクランブルエッグを作りつつ、ウインナーを炒めるのはきっとOKでしょう。
ま、そんな事は決して多くないと思いますので多分大丈夫。
片隅には、随分と古い型のレトロな冷蔵庫があります。
実家のオカンも似たような冷蔵庫を今でも使っているので、少し懐かしい気分になりました。
きっと耐久性があって壊れにくいのだと思います。
天寿をまっとうするまでは使ってあげて下さいませ。
ティーセット類も良い具合のモノ達が。
ゴミ箱は冷蔵庫のお隣のラックに設置されています。
注意書きは英語表記。
当たり前ですが、読めないからと言って分別しません、ゴミ出しません。はNGでございます。
読めなくたって、読むんです。
続いては水回り設備をまとめてチェック。
キッチンの奥の方には、清掃用具と選択乾燥機があります。
経験者の方はご存知かもですが、洗濯機が専有部と接していない場所にある事は、住み手から見ると大事な要素なのです。
ちなみに1台だけの設置なので、休日はの使用は計画的に。
こちらは何だか良い感じの洗面台。
八角形の鏡のデザインがカッチョいいです。
洗面台の対面にはトイレが2つ並びます。
トイレの内部は全く同じデザイン。
何だか不思議な光景です。
便座は超初期のウォシュレットだそうな。
こういうのも、探検のオモシロさなんですよね。
高かったんでしょうね、この頃のウォシュレットって・・
さて、1Fには専有部が1つだけあります。
ベッドは「ある意味ソファと兼用」という、風変わりだけど意外と便利そうなタイプ。
デスクライトのレトロ・スペーシーなデザインがポイントです。
元々書斎だったのでしょうか。
備え付けの書棚がやたらと充実しているので、収納力はいい感じです。
さらに、この大きな廊下の収納も101号室の方だけで使って良いそうです。
さて、そろそろ2Fへ。
階段を上ると、まずは中2Fに102号室があります。
じゃん。
11.2畳と広めの専有部。
3面が窓になっていて、明るい印象を受けます。
圧巻は充実し過ぎのこの収納。
スーツケースにブーツにかさばる冬物の洋服に趣味のイロイロと、とにかく何でも片付きそうです。
2Fの洗面台は2つ並んでいます。
洗面台の向かいにはバスルームがあり、右手のドアはトイレです。
バスルームは洗い場が広くて、こんな感じ。
2Fは新しい型のウォシュレットのトイレ。
リモコンタイプでございます。
では、2Fの専有部をダダダーっと見てみます。
11畳の広さの201号室から。
ゆったりとした、ちょいモダンの入った和室。
書の「剛練百」は右から読むのでしょうか。
続いて角部屋202号室。
ちょいと分かり辛いですが、照明のシェードが面白いデザインです。
備え付けの勉強机は、少し可愛らしい感じ。
聞けば、オーナーさんご夫婦の奥様が子供の頃に使ってらしたそうな。
備えてあるからには使わないと!ですね。
デスクの隣はウォークイン・クローゼット。
どの専有部も収納できる量に困ることは無さそうです。
203号室は2名入居ができます。
もちろん1名での入居も可能で、その際は片方のベッドを撤去して頂けるとの事。
ちなみに僕は旅先でツインの部屋に一人で泊まる場合、両方のベッドを使うほどの腕前です。
204号室は、なんと元々メイドさんのお部屋だったそうな。
奉仕の疲れも、人間工学チェアがきっと癒してくれます。
いや、奉仕はしなくて良いですけどね。
天井が斜めの301号室は、4面が窓です。
冷蔵庫が備え付け。
右手にはルーバー状の収納の扉がどーんと並んでいます。
圧巻の観音開き!と行きたいところですが、取っ手の配置上、ココまで開くので限界。
ま、同時に3つも開くことは無いですよね。
やはり収納は大きいという事だけ分かって頂ければ。
そしてとにかく、どこを向いても窓。
さて、今回探検した「等々力ハウス」の最寄駅は、モチロン東急大井町線の等々力駅。
コチラが駅前。オトナ路線・大井町線らしくノンビリした風情です。
自由が丘までは僅かに3駅、5分で辿り着くことができるのですが、実は駅間が短いので3駅と言えど散歩がてら歩ける距離だったりします。
反対側に向かえば二子玉川駅がわずかに2駅で、やはり5分。こちらも散歩できそうな距離です。
等々力駅からシェアハウスまでが徒歩9分という事を考えても、自転車があると行動範囲が広がって凄く便利かもしれません。
ちなみに、ちゃんとガレージがあるのでバイクもOKです。
電車で都心に出る場合は二子玉川から田園都市線に乗り換えるコース、自由が丘で東横線>中目黒で日比谷線というコース、大井町から京浜東北線という3コースが有力でしょうか。
今回探検した「等々力ハウス」を運営するのは「有限会社ユーコン」さんです。
以前は外資の某(超)有名企業でキャリアを積まれていたという事で、英語の対応も全く問題無し。さらさらと書いたメモがアルファベットでございました。
ラウンジやエントランス等、共用部の広さを活かして、ゆったりと過ごしてもらえるように設計したのだそう。
シェアハウスならではの生活を楽しんでくれる方に、住んで頂きたいとの事です。
今回の物件は、何とも不思議な案件です。
比較検討の中で最適化して選ぶというよりも、ここにしかない贅沢な暮らし方をじっくりと堪能するつもりで入居して貰いたいな、と思います。
多分、あまりキュウキュウと働いている時期でない人の方が良いのかもしれません。
人生の中で何かをゆっくりと、じっくりと見つめ直しながら生活していたい時、ある種のお休みを過ごしていきたい時。そんな時期を過ごすには、何だかとても良い空間なのではないかと感じました。
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東京23区内唯一の渓谷、等々力渓谷もすぐ近くです。
お散歩には最適。
(サトウ)
※写真は「歴史の足跡Ⅱ」さんより
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