シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?
集えば大樹。
今回の物件「DK HOUSE 東京・練馬」は、延床面積3000平米越え、5階建て+屋上付きの大型シェアハウスです。
なんせ179室という部屋数は現在関東最多(2011年9月時点)。関東で1番大きなシェアハウスということになります。
また、以前より外国人入居者の受け入れに積極的な事業者さんということで、国際色もなかなか豊か。ブラジル・韓国・オランダ・ドイツなどなど(他にも数カ国)、世界各国の出身者が集っている様子。広々としたラウンジでお互いの母国語を教えあったりすれば、バイリンガルのみならずトライリンガルになれてしまうかも。
とにかく広大な今回の物件、気合いを入れて見て回りたいと思います。
西武池袋線・富士見台駅を出て線路沿いを歩いていると、右手にひょっこり「DK HOUSE」の青い看板が見えます。
複雑な作りも手伝ってか、よく見かける巷のマンションと比較しても、さらにだいぶ大きな印象です。
外装の緑は近所の人たちにも親しみを持ってもらえるように、植物をイメージして選ばれた色だとか。そう言われてみると、建物が空に向かって光合成をしているようにも見えてくるようなこないような…
そんなことを考えながら、シェアハウス内部へお邪魔します。
正面玄関までのアプローチは、建物の前の通りから枝分かれするように作られています。ドアの脇にインターホンと並んで設置されているのは、カードキーの読み取り機。
開錠はカードをタッチしてスマートに。ピピッ。財布にカードを入れておけば、鍵を取り出す手間もなく楽ちんです。
玄関を入ると、すぐ左手に集合ポストがズラリ。
外壁にポストと同じサイズの窓がランダムに配置された不思議な空間。さすがに関東最大、集合ポストだけでもこれだけのスペースをとります。
湾曲した壁面はシェアハウスに改装する際に増設し、もともと内部にあったポストたちをこちらに移動させてきたそう。天窓も付いていて昼間は照明いらずです。
玄関ロビーはホテルのように広々。
靴を脱ぐスペースのように見えますが、実はこの物件、自室まで土足のまま行き来が可能です。靴箱も玄関にはなく、基本的に靴は各自管理というかたち。ということで、手前に敷かれたマットは靴の汚れをパパッと落とすためのスペース。
なお、チラリと見える自転車はディスプレイ用です。駐輪場は外にありますので後ほど。
玄関には傘ふり場があります。フロアの床はカーペット敷きなので、しっかり水を落とすべくバサバサ振りましょう。
ロビーの左手には自由に使える共用のノートパソコンがあります。ラウンジでなにか思い出したり気になったことはサッと検索。
中央に見えるのが管理人室です。管理人さんは住み込みで対応してくれますので、なにか困ったときにはこちらへどうぞ。
右手には2階へ続く階段が見えますが、上階に行く前に左手のラウンジスペースへ向かいます。ラウンジは土足禁止なので、入居者さんはスリッパを履いて建物内を移動している様子。
ではいざラウンジへ。
見よ、ズバーンと拡がるこの奥行き!
このスペースだけでも、家がいくつか建ちそうな広さ。さすがのボリューム感です。この空間を活用してパーティーを計画したり、みんなで集まってフラフープをしたりと、広さを生かしたイベントも行われているそう。右奥にはキッチンも見えます。
ガラスブロックの壁際は明るい雰囲気。8人掛けの丸テーブルも、初めて目にするサイズ感(でも小さく見えます)。アフターヌーン・ティーがよく似合いそうです。
テーブルに飾られた花は、季節ごとに変わるそうです。使用されているポットにもフルーツや植物が描かれていたり。
壁掛けのテレビは大型のタイプです。スペースもたっぷりで、皆で国際スポーツ観戦なんて、大いに盛り上がる予感。ただ、24時でラウンジは消灯とのことですので、深夜は各部屋で静かにお楽しみくださいませ。
ラウンジの奥にはキッチンがあります。
真ん中はアイランド型なので、大きな導線は2本。このぐらいの人数になると充分なのかどうなのかサッパリ分かりませんが、それなりに大人数での利用でも、まずまず対応してくれそうです。
コンロはIHタイプです。壁は掃除がしやすいようにアクリル板が張ってあり、調理器具は調理台の下にある棚にスタンバイしています。
食事に必要なカトラリー類は、ラウンジ側の引き出しに用意されています。
シェアハウスとしても、なかなかユニークな姿では。
キッチンの奥には、各部屋ごとに食料をストックできるスペースがあります。
冷蔵庫も「どかん」と大型の業務用。なお、各部屋にもミニ冷蔵庫が設置されています。
ラウンジを出て、玄関脇のブロッサム・スペースへ。
ん?ブロッサム・スペース?
実は、用途としてはいわゆる多目的スペース。でも「多目的スペース」と言ってしまうとちょっと味気ない・・・と考えた事業者さんが、あえて名前を付けたそうです。
聞けば、実際に桜の木の下のように人が集まって、映画鑑賞会なんかをしていることもあるとか。
TVの対面にはカウンターがあります。シンクもあるので、色々活用方法が考えられるかも。
管理人室の並びには、こげ茶になるだけで一気にシックな印象になる自動販売機が。家の中で飲み物が調達できるのは、実はなにかと便利です。左の扉は管理用の収納スペースになっています。
では自動販売機を通り過ぎて、共用のバスルームを見てみます。ちなみに照明は人感センサー付き。中へ進むと順に照明が付いていきます。
こちらは女性用の脱衣室。12人までは同時に使える棚が付いています。共用部のそこかしこに配置されたグリーンも特徴です。
大浴場に向かう廊下には、両側にシャワールームが配置されています。
シャワールームには脱衣室が付いているユニットと、そうでないユニットがあります。
手前の開き戸から奥のシャワールームまでのスペースが脱衣室。
では噂の大浴場へ。
泳げるとまでは言いませんが、寝転ぶことはできるくらいの大きさの湯船。
常時というワケにはいきませんが、男女とも夏場は週2回程度お湯を張っているそうです。寒くなってきたらまた検討するとのこと。これはこれで、レアな設備です。
こちらはお隣、男性用のバスルーム。
移動は土足OKですので、履いてきた靴はこちらの靴箱へどうぞ。靴をしまったら左手の脱衣室へ。
脱衣室に設置されている洗面スペースは女性用よりも少しコンパクト。
シャワールームは4室です。脱衣室はワイルドに共用です。
奥の大浴場も、男性用は窓が付いていて気持ち良さそうです。
湯船の深さも60センチ以上と、しっかりめ。
大人数で入浴する機会は、大人になるにつれて減っていくもの。だからこそ、銭湯に行かなくても皆でわいわいバスタイム、意外と楽しみになるかもしれません。
ランドリールームとトイレは各フロアに設置されています。1階、3階、4階が女性用、2階と5階が男性用です。お間違えのないよう。
こちらは玄関の脇にある女性用のランドリールーム。洗面台付きです。
設備は上階も同じですが、1階は少しタイトなつくりです。
ブロッサム・スペースの脇には、女性専用のトイレが。
各フロアに1つずつ、ウォシュレット付きトイレがあります。
こうやって改めて並べて見ると、トイレの進化の過程が気になってしまったりして。
エレベーターは2階から上部のみ使用できます。1階から2階への移動は階段で。
左手の階段を上ってきて、正面のエレベーターに乗るという導線になりますが、まずは男性フロアの2階へ。
左手と右手に専有部ゾーンが分かれています。
エレベーターホールは走り回れるほどのスペース。いや、いくらカーペットで足音が小さいからと言って、走っちゃいけないとは思いますが。
今後、ソファなどの家具がもう少し増える予定だそう。
そして、ダーツもあります。フラフープもあります。
通りがかる度に練習して、腕を上げてみては。
さて、エレベーターも使用できますが、試しに階段で3階へ。
階段もしっかりカーペット敷きです。
3階は女性専用フロアです。
壁紙もカーペットの色も変わり、雰囲気は一気に女性らしく。
外観を思い出して頂けると想像が付くかもしれませんが、あのギザギザの配置でフロアがつながっているので、廊下には曲がり角がたくさん。
仲良くなった人の部屋が離れていると、遊びに行くだけで軽いお散歩感覚です。このフロアの廊下は窓が多く明るい印象。
各フロアとも、エレベーターホールの脇には1Fで見たのと同様の洗面台付きのランドリールームとトイレがあります。
では4階へ。こちらも女性用のフロアです。
3階のシックな雰囲気に比べ、こちらはビタミンカラーのオレンジが効いていて、ポップな印象。
階段との位置関係はこんな感じです。
階段とエレベーターはこちらに集約されているので、エレベーターホールには割と人通りがありそうです。
それではここから、179室の専有部を一挙大公開!
と、行きたいところではありますが、すべてをご紹介するのはなかなか難しいので、いくつかのお部屋をピックアップして見てみようと思います。
まずは女性用フロア、320号室から。
基本的に間取りはどの部屋も同じ。家具の配置と壁紙、窓からの風景が変わります。あとはトイレなど共用部までの距離でしょうか。好みがある方は、内覧時にチェックを。
ハンガーポール付きの収納の下部には、ミニ冷蔵庫が納まっています。
本棚はなかなかの容量です。収納は少なめなので、どう使うかは工夫次第です。窓の外にはベランダがありますが、避難用とのこと。
続いて340号室。
ドアの開きが320号室とは逆になっているので、家具の配置も逆転。
こちらも女性専用、426号室。
布団がないとこんな感じのすのこベッドです。
ベッド下には貴重な収納も。
こもりやすい場所なので、通気性がいいのはプラスかもしれません。
男性専用フロアの504号室。
デスクセットが手前にある配置ですが、家具類は自由に動かせますので参考程度に。
窓の外に気を散らせずに、もくもくと作業するには良いかもしれないレイアウト。
5階からさらに階段を上るとたどり着く屋上は、広々とした物干しスペースになっています。
見ての通り、周囲に背の高い建物が少ないため見晴らしは抜群。カラフルな洗濯物がたくさん並んだ光景は、想像しただけでちょっと楽しそう。
ちなみに、奥は女性専用のスペースになっているそう。
BBQをするのはちょっと厳しいですが、入居者さんたちはビールとおつまみをいっぱい持って、みんなで後楽園の花火を眺めつつ晩酌しているそうです。
晴れた日には富士山も見えるとのこと。なるほど、それで富士見台。
屋上の出入口には、かつて寮だった頃の名残も。
最後に建物の外周を見て行きます。まずは道路沿いにあるガーデンスペース兼喫煙所。
ガーデンスペースはまだ入居者ごとの区画など決まりはなく、自由に栽培して良いそう。今後整備していく過程で、詳細を決めていくとのこと。
シシトウやトマト、青ジソなどが植えられていますが、ここで採取してそのままキッチンで調理することもできそうです。
土の上に渡された枕木を橋代わりにして、奥の方へ移動します。夏場は入居者さんたちが草取りのバイトをしたとか。アーチの向こうもガーデンスペースですが、まだ未開拓なのでこれから進化する予定だそうです。
建物の裏手には、たっぷりサイズのゴミ置き場もあります。
ここは24時間ゴミ出し可能。いつでもゴミを出せるのは、やっぱりなかなか便利なもの。
そして、ゴミ置き場の左手には自転車置き場もあります。
周辺はゆったりした空気の流れる住宅街なので、晴れた日にはご近所サイクリングなんていかがでしょう。
「DK HOUSE 東京・練馬」の最寄り駅は、西武池袋線・富士見台駅。
池袋までは15分、新宿までは30分、渋谷まで東京メトロ副都心線直通で40分弱とターミナル駅までのアクセスは問題なし。さらに駅の周辺にはスーパーあり、商店街あり、コンビニありと生活に困ることはなさそうです。
駅からシェアハウスへ向かう途中にあるスポーツクラブとは、なんと提携しているとのこと。
入居者さんは入会金不要で利用できるととか。シェアハウスと近いのも魅力的です。
さて、運営されるのは「第一恒産株式会社」さんです。
関東だけでなく、「DK HOUSE 札幌」や近日公開予定の「DK HOUSE 神戸」など、全国各地の都市部でも大型のシェアハウスを運営されている事業者さんです。
各物件で、大人数だからこそできるスケールの大きなパーティーなどを積極的に企画しているとか。冒頭でもお話ししたように、入居者の国際色が豊かなのも特徴的。今回の物件では管理人さんも外国での勤務の経験があるそうで、外国人の方にも心強そうです。
ちなみにこの管理人さん、自ら野菜を育てて収穫したり、花の面倒を見たりと植物がお好き。一緒にガーデニングも楽しめそうです。帰ってきてから写真を見て気付いたのですが、お洋服も植物柄。いやはや、参りました。
一緒にガーデニングしたい!という方、多国籍な大型シェアハウスでワイワイやってみたい方、国際交流に積極的な各国の皆様、お問い合わせはこちらへどうぞ。
これだけの広さ、まさしく「探検」でした。
(テルヤ)
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