シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?
自炊を初めるなら、今しかない。
現れては消える自炊のきっかけ。
初めてのひとり暮らしを機に自炊を始めようと、意気込んで購入した味わいのある調理道具たち。
しかし、気がつけば使用されているのはキッチン家電ばかり。
ふと友人やメディアに触発されてキッチンに立ってはみるものの、とうに行方不明のおしゃれな調理道具たちに、すっかりくじかれてしまう、はかない意欲。
他にも自炊の障害は数知れず…
どうやら、今まではキッチンとの相性が良くなかった。のだと思う。
今回こそ、得意料理を身につけるキッチンライフを。
毎日料理をしたくなるキッチンに、ついに出会いました。
最寄り駅は本厚木駅。
数多くの商店とショッピングを楽しむ老若男女の群れを目にすると、都心にも引けを取らない…とは言い過ぎですが、なかなかの賑わいを感じさせられます。
駅前のミニ繁華街からシェアハウスまでは、徒歩16分の道のり。
決して近い距離ではないですが、最寄り駅が賑やかな分、多少の距離があった方が静かに暮らしやすいのかもしれません。
実際のところ、自転車やバスを使いこなすのが良いと思います。
自転車を漕ぎ出せば、あるいはバスに乗ってしまえば、家までは割と近く感じられるもの。
駅前の賑やかさが薄れてくると、お目当てのシェアハウスはすぐそこです。
大通り沿いに建つ印象的な黒い建物。
2018年2月新築のシェアハウスK 松枝です。
2つの縦に長い建物の姿は、まるでロボットの足のよう。
歩き出すことは勿論ありませんが、実は素材はタイから船でやって来たそうです。タイで作られた各部屋を、現地で組み立てることで完成させた建物なんですって。
断熱に強いのがメリットで、パーツごとの交換も行いやすいそう。時代が変われば、家のつくり方も変わるものです。
玄関は、道路から3段のアプローチを上ったところに。
ドアの正面の大通りは交通量が多いため、急いでいても飛び出しには注意を。
建物のなかも、きっと外観のようなシックな内装なのでしょう。
ロボットフリークということも無いのですが、どこかはやる思いを抑えつつドアハンドルを下ろすと…
黒い外観からガラリと印象は変わり、ダウンライトが優しく照らす、白を基調とした女性的な空間がそこに。
壁に付けられた楕円形の大きな鏡のお姫様感も手伝い、上品さがきわだちます。
靴箱は、天井まで届くゆったりサイズ。
1部屋あたり、靴箱1列分の収納。3足ほど収納して、入り切らない分は専有部で保管するのが良さそうです。
リビングは玄関脇の部屋。
そして、ダイニングも一体の設計です。
もともとリビングとダイニングは分かれていましたが、開放感を出すために繋げてひとつの空間にしたのだそう。
そういう訳で、開放感抜群の広いリビングへ!
仕切ればふたつの部屋になるところを、ひとつにしたことでグッと贅沢な使い方になりました。
職人気質の運営事業者さんの懐の深さをうかがえる大胆な決断に、グッときます。
人工の照明が不要に感じられるほど、しっかり日差しの入るリビング。
人通りが気になったり、眩しいと感じる時間帯は、ロールカーテンを下ろすことでこの通り。
ダイニングテーブルに腰掛けてみると、こんな感じの眺めになります。
窓の前のパキラが、日差しを気持ち良さそうに浴びています。
関係ありませんが、パキラはドラえもんに出てきた子どもの頃のキー坊のフォルムそのままの植物なんですよね。
ともあれ、快適な場所に置いてもらって気持ちが良さそうです。
続いてソファスペース。
横に長いL字型のソファの魅力は、足を大きく伸ばすことができるところ。
気つけば横になり、自分自身がL字型になっていることもありますが、自宅で世間体を気にするのは損というものです。
さて、身体全体をソファに預けたらTVでも。
休日前にお気に入りの映画を用意して、だらだら観ていたいものです。
TVの脇のテーブルには、デスクトップ型のPCとプリンタが用意されています。
プライベートなPCの所有率は、世代によって大いに異なるそうです。持っていない人には便利でしょうし、持っていても、たまにプリンタがあると助かるという人は少なくないのでは。
ソファの対面の掃出し窓から、テラスへ出ることができます。
現在(2018.6)はプレーンな状態ですが、物干し器具を設置する予定とのこと。
さて、料理心をそそるキッチンへ。
シンメトリーの配置が美しい、アイランド型キッチン。
変わった見方であることは承知していますが、スタンリー・キューブリックの映画を思わせる配置に、個人的にグッと来ました。
キッチンに立つと背中側になる冷蔵庫や収納棚も、綺麗に左右対称の配置。
美しい場所には、ついつい足を踏み入れたくなりなす。
さて、肝心の使い勝手はどうでしょうか。
キッチンの周囲には、充分なスペースが設けられています。冷蔵庫と収納が背面にあり、食材や食器を無駄のない動きで取り出すことができます。
IHヒーターはグリル付き。
魚を自宅で焼いた経験がない料理初心者は最初は戸惑いますが、スーパーに陳列される大半の魚は、そのまま焼いてしまえば美味しく食べられます。
続いて、見栄えの良いキッチン家電。
まずはミキサー。
主にフレッシュジュースをつくるのに出番の多そうなミキサー。
搾りたてのジュースは美味しいですが、洗い物がなかなか面倒です。ヘルシオのミキサーは、後始末が簡単との噂です。入居した方は、実際のところ、どうなのか教えて頂けると嬉しいです。
続いて電子ポット。
ここは電子ケトルではなく、電子ポットというチョイスがポイント。
シェアハウスではお湯の入れ替えに要注意ですが、いつもお湯が湧いているのは嬉しいものです。
オーブントースターは、バルミューダ製。
たかがパン、されどパン。主食にこだわることで、他の料理も美味しく感じられるはず。
ご飯も黙ってはいられません。
トースターと同じ、バルミューダ社のThe Gohan。
美味しいパンに、美味しいご飯。主食が美味しければ、きっと幸せな食卓になるはず。
食後は、コーヒーを淹れるのも良いかもしれません。
お楽しみを用意しておくことで、後片付けのモチベーションを上げるのです。
そう。自炊の最大の敵は後片付けです。
どうしたって面倒なものですが、すこしでも快適に行うためには、シンクの広さがものを言います。
横に広いシンクなら、特に洗い物がスムーズに。
そしてシャワー水栓。
しっかりシャワー状に水が出ることで、当然ながら洗い流す時間は短くなります。
対面式のシンクなら、お喋りしながら洗い物を済ませてしまえるはず。
きっと、楽しい時間になるはずです
バスルームは、洗面台の脇に。
ランドリールームの奥がバスルームです。
生活感の出やすいランドリールームも、スタイリッシュな乾燥機と洗濯機でスマートに見えます。
キッチン家電もそうですが、お洒落な外観の家電はなんともそそられます。
バスルームの脱衣室はこんな感じ。
両腕を伸ばしても、壁にぶつからないほどのサイズ。
バスルームも、いわゆる1坪タイプ。
排水口も、髪の毛が目立たないタイプです。
トイレはランドリールームの対面。
壁紙は北欧調の象の柄です。
トイレの壁紙の柄は、フロアごとに異なります。
続いて2Fへ。
水まわり設備はフロアごとに用意されています。
廊下の一角に設けられた洗面台と鏡は、2台ずつ。
起床直後や就寝前の出番が多そうです。
シャワールームは2F、3Fに1室ずつ。
脱衣室はコンパクトながら…
透明なドアが開放感抜群で嬉しい。
さっとすませたいときは、浴槽に浸かるよりシャワーの方が楽なことも。
フロアごとに用意されているのは、トイレも同じです。
壁紙が異なると、印象がガラッと変わります。
色と柄の合わせかたも、上品で良い感じではないでしょうか。
最後に専有部を見ていきます。
まずは201号室から。
部屋は全室6畳ほどの広さ。
シンプルな室内には、シンプルなテイストの家具がよく似合いそうです。
収納は扉2枚分のサイズ。
当然ながら、洋服を吊るしておくためのポールも付いています。
そして、全室にベランダ付き。
網戸も付いていて、夏場にも便利です。
エアコンを付けるほどでもない日は、そよ風で涼しく過ごしましょう。
続いて、壁紙の異なる203〜205号室をざっと見てみます。
ロールカーテンも、部屋ごとに色が異なります。
204号室はサーモンピンク。
可愛くて、意味もなく上げ下げしてみたくなってしまいます。
駐輪場は玄関ドアの裏手。
駅からの距離を考えると、自転車を用意しておいて損はなさそう。
小田急小田原線の急行も停車する本厚木からは、町田まで14分、海老名まで11分。
海老名で相鉄本線に乗り換えれば横浜まで33分、新宿まで50分で移動することができます。
賑わいのある街、本厚木。
厚木1番商店街は、飲食店から生活用品を取り扱う商店まで様々な店舗が立ち並びます。
気づけば両手に買物袋をぶら下げていたら、バスで自宅まで。
シェアハウスからほど近くにバス停があり、重たい荷物を運ぶにも疲労困憊せずに済みそうです。
すぐ近くには、大きな病院も。
お世話にならないことが1番ですが、もしものときに安心というものです。
シェアハウスの運営管理は、株式会社小島組さん。
地元厚木で、なんと125年。企画・施工・管理と、住宅の完成まで全ての工程に携わる運営事業者さんです。
厚木の街をつくってきたという言葉が大袈裟にならない、地元に強い運営事業者さん。地元からも愛されているのを、お付き合いしていると肌で感じさせられます。
シェアハウスの撮影を終え、写真の人物、荒木さんから誘っていただいて昼食へ。
馴染みの海鮮屋に入店するや、店員さんとの軽快なやりとりが始まります。
歯に衣着せぬ物言いで荒木さんへ話しかけるふた回り以上歳の離れた店員さんに、負けじとやり返す荒木さん。
映画や漫画でいつか観たことのある、気持ちの良いべらんめえな空気感がなんとも心地よし。
「男はつらいよ」の寅さんや「こち亀」の両さんのように、街の生き字引的な存在の運営事業者さん。
グッと来たら、お問合せはコチラからどうぞ。
人でも、街でも、キッチンでも、しっかり凝って築き上げられたものには、グッと来る瞬間があるもの。
そんな、いわばひと目惚れの瞬間こそが、長く続けていける関係のはじまりかもしれません。
(イイヅカ)
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