シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?
ついクセになる組み合わせ。
「シェアレジデンス 常盤台」の写真を初めて見た瞬間から、「なにかに似てる…」と思っていたんです。
いったい何なのかずっと分からないままだったのですが、先日、コンビニのアイス売り場の前でようやく気がついたんです。インパクトのある壁一面の青緑色に、落ち着いたブラウン系の家具。
…と言えば、そう。チョコミント。
最初は色のイメージだけでしたが、いざ現地を訪れてみると、サッパリした爽やかなニュアンスがまた、なんともチョコミント的で。目覚めたばかりのボンヤリした頭も、スッと澄んでいくような気がします。
小物などのアイテムひとつひとつも、青緑の壁紙とブラウンの家具を上手に引き立てる絶妙なラインナップ。
おそらく、割とハッキリ好みが分かれるのがチョコミントの味。でも同時に、ついクセになる組み合わせでもあると思うんですよね。
大胆な組み合わせは、いつだってバランスが難しいもの。その絶妙な配合が、その先の旨味を決めるのだと思います。
駅前のロータリーを通り過ぎ、最初の角を曲がると現れる大きな建物。
1階はパチンコ店、2階にシェアハウス。1階は22時半頃まで営業しているそうです。
となれば気になるのは音の問題ですが、2階にいると下階のことを忘れてしまうくらい、ほとんど音が聞こえませんでした。ただし、この手の話は感じかたの個人差がつきもの。もちろん気になる方は、念のため現地で確認を。
歩道からすこし奥まったところに、2階へと上がる階段が。
階段の手前には駐輪場もあります。屋根は簡易的なものですから、サビが気になる方は自転車用のカバーを用意するといいでしょう。
階段を上る途中、壁に設置されたシェアハウスのサインが目に留まります。
階段のマークと誘導の矢印がとてもわかりやすいサイン。郵便屋さんの配達や、友人の来訪時も迷わせずに済みそうです。
ベランダにも似た広いスペースの一番奥に、玄関のドアがあります。
内部の照明がぼんやりと見える、すりガラスのドアを開けると、もう1枚ドアが現れます。
内側のドアは、天井付近の抜けたパーテーションのようなもの。不思議な構造です。
振り返ると、玄関ドアの内側に郵便ポストや宅配ボックスが。
聞けば、ここまでは郵便屋さんや宅配業者さんも入れるようにしているそうです。配達のある日中はガラスドアを開けておき、配達のない時間帯には鍵を閉めるルール。
マンションのエントランスと同じですね。
靴はここで脱ぎます。
赤みがかった木製の靴箱は、各段の高さを変えることも可能です。
ちなみに、靴箱はもう一箇所別のところにも設置されています。そちらは後ほど。
内側のドアは、ナンバー式のオートロック。
鍵を落としたり、閉め忘れたりする心配が無いのは良いところですね。
暗証番号を押して鍵を開けると、ホールのような広い廊下が続いています。
事業者さん曰く、広すぎて持て余しているとか。なにかうまく活用できないか、検討中だそうです。
天井には防犯カメラ。
何も起こらないに越したことはありませんが、防犯対策が考えられていると、やっぱり安心ですね。
春を思わせる優しい緑色の壁紙に、白木のフローリング、オフホワイトのドア。全体的にやわらかい色合いでまとめられています。
それでは、廊下の奥にあるドアを開けてみます。
やわらかな色合いは一転して、ハッキリとした青緑色の壁紙が印象的なラウンジ。
広さのせいか、圧迫感はありません。
明るい壁紙とは対照的に、家具は茶系を中心とした落ち着いた雰囲気のものが並びます。
チョコミントを思わせる配色は、なかなか大胆。でも意外としっくり来るのは、事業者さんの手腕でしょうか。
サイズ違いのソファは、同じデザイン。ゆったりとしたスリーシーターと、ひとり用です。
革張りのソファは牛革が一般的ですが、こちらは馬革を使った珍しいアイテム。牛革よりやわらかく、手触りの良さが特徴と言われているそうです。
脚にブロックを使ったユニークなデザインのテーブル。
一枚板の天板は、オーダーで作ってもらったものだそう。なめらかな手触りと、粗いブロックの組み合わせが新鮮です。
青緑の壁ぎわのちょうど真ん中あたりには、モダンなデザインの暖炉が備わっています。
暖炉とはいっても本物ではなく、薪はイミテーション。スイッチを入れるとパネルが熱を発して、ジワジワと暖かくなります。薪は燃えませんが、炎も出ます。
パネルを通しているため安全ですし、メンテナンスも不要。寒い時期には大活躍しているようです。
壁から顔を突き出しているのは、デフォルメされたシカの頭。
社員研修先のアメリカで見つけたアニマルヘッドを参考に、インテリアに取り入れているとか。
はく製や骸骨はちょっと苦手な方もいそうですが、布製なら優しい雰囲気になりますね。
棚に並ぶのはシンプルなデザインの小物。
男性の入居者さんが多いのかと思っていましたが、聞けば女性の方が多いそう。言われてみれば、インテリアも少しやわらかな印象です。
小物にまぎれるように、さり気なく並べられたマンガのラインナップも、女性に人気のタイトル。女性のスタッフさんによるチョイスだそうです。
この棚の隣には、最近真っ白な電子ピアノも設置されました。使用している間はなるべくヘッドホンを付けるのが決まりとのこと。
続いて、リビングの一角にあるキッチンを見ていきます。
以前は企業の寮だったというこの物件、元々キッチンはこの場所にあったとか。靴箱と同じ色の赤みがかった戸棚は、以前から使われていたそうです。
天板を新しくしたり、ワイングラスを収納できるようにしたりと、少しリメイクしてより使いやすくなりました。
シンクやコンロは、今回の工事で一新。
シンクも作業スペースも広めですし、ガスコンロも家庭用のもので使いやすいと思います。
収納もまずまずの容量。
シンク側の収納は共用のもの、戸棚側の収納は各自の食品などをしまっておけます。人数を考えても、充分な余裕があるでしょう。
ホームパーティーでは、大皿の料理やドリンクをカウンターにたくさん並べるのも良いかも。
日常的にも作業スペースとして使えそうですし、なかなか便利そうです。
リビングを出ると、廊下の端にちょっと不思議な空間が。
もうひとつの靴箱はこちら。
寮だった頃は、ふたつの玄関が使われていたそう。現在は出入りできないようになっています。
ただ、せっかくだからと靴箱はそのまま使用することに。
玄関の靴箱には普段使う靴を、こちらには使用頻度の低い靴を置いておくと便利かと。
続いて、共用の水まわり設備を見ていきます。
洗濯機と乾燥機が3台ずつ、トイレとシャワールームがひとつずつと、コンパクトに集約されています。
洗濯機と乾燥機は良いとしても、トイレやシャワールームの数は足りないんじゃ…という気がしますが、大丈夫。
実は14部屋のうち12部屋は、専有部に3点ユニット(バス、トイレ、洗面台)が備わっています。
ですから、実質このトイレとシャワールームを使うのは、水まわり設備のない205号室と214号室の入居者さん2人だけ。2人でひとつと考えれば、充分な数です。
洗濯機と乾燥機はコインでの利用となります。
洗濯は1回200円、乾燥は30分100円。洗濯用の100円玉貯金をしておくと良いかもしれませんね。
シャワールームはシンプルなつくり。
シャワー派の方なら、充分ではないでしょうか。徒歩3〜4分の場所に銭湯もありますから、ゆっくりしたい気分の日には足を伸ばしてみるのも良いかも。
ちなみに、水まわり設備の備わっている部屋はバスタブ付きです。
トイレはこんな感じ。細長いスペースです。
共用の水まわりは清掃業者さんが週2回掃除をしてくれます。専有部は自分での管理になりますから、掃除が苦手な方は水まわりのない部屋を選ぶのもアリ。
では、専有部を見ていきます。
一部のドアは、少し背が低めです。背の高い方は、念のため頭がぶつからないか気にしておいたほうが良いかも。
まずは1番広い201号室から。
ドアを開けると広めの廊下が続き、突き当たりに部屋があります。
寝室として使えるのは8畳ほどの空間。
ベッドや机、椅子といった家具類は、希望があれば用意してもらえます。もちろん、自分のものを持ち込むことも可能です。
入り口の扉と押入れの扉は、同じ造り。
この広さに加えて容量もしっかりめの押入れで、かなりスッキリと生活できそうです。
一点注意しておきたいのは、洋服を掛けられるポールがないこと。背の低いハンガーポールを買ってきて、押入れと組み合わせて使うのもひとつのアイデア。
廊下には、キッチンと水まわりがあります。
キッチンの前はゆったりめの広さで、小さめのダイニングテーブルなら置けそう。2名入居もOKです。
キッチンには、シンクとIHが1口。簡単な調理なら専有部でもできます。
共用のキッチンで作っておいたスープを温めたりするだけなら、こちらでも充分。煮込み料理など、作りおきにも便利です。
キッチンの隣のドアを開けると、水まわり。
見かけることの少ない、タイル張りの3点ユニットです。
マイペースに入浴できますから、長風呂派の方には嬉しいですね。
204号室は、201号室の反転タイプで少しだけ狭めの横幅です。
それでも13.6畳ですから、ゆったりと生活できるでしょう。
水まわりとキッチンはどの部屋も同じスペックです。
ダイニングスペースの天井に設けられたトップライト。
晴れた日には太陽光が入ってきて、室内を照らします。
入浴後にバスルームの扉を全開にしておくと結露が発生するかもしれません。そのあたりは少し工夫したいところ。
201〜204号室はベランダ付きです。
室外機のせいか、けして広くはありませんが、スタンド式の物干し台は置けそう。
ベランダからは、駅のホームも見えます。
直線ならもっと近いのに…なんて思ってしまいますが、玄関を出てからでも徒歩1分。雨の日も、夜遅くなってしまった日も、寝坊した日も心強い距離ですね。
水まわりとキッチンのない、205号室。
シンプルな長方形の間取りで、使いやすそうです。
壁紙は無垢材フローリング風の、インパクトのある柄。
床のフローリングも、無垢材風の模様です。壁紙と床材はいくつかのパターンから、好みのものを選べます。
最後は207号室。
207〜213号室は、水まわりのみでキッチンは付いていません。
外食の多い方や、共用のもので充分な方は、キッチンなしの部屋を選ぶと少しだけリーズナブルに暮らせます。
広さは10畳。どの部屋もゆとりのある居住スペースです。
壁には長押(なげし)のような板が取り付けられていて、ハンガーを掛けられます。
少し長めのフックを掛ければ、帽子などの小物も収納できて、収納のバリエーションも広がりそうですね。
池袋駅は直通で11分ほど。池袋で乗り換えれば新宿まで23分、飯田橋まで26分、大手町まで30分と、都心へのアクセスも良好。
東武東上線は有楽町線・副都心線と相互乗り入れをしているため、実は銀座や有楽町、渋谷、横浜なども直通で行けてしまいます。
駅前は北口、南口どちらも飲食店が多く、夜遅くまでやっている飲み屋さんもあります。
コンビニやスーパーも駅前。つまりシェアハウスからも徒歩1分ですから、休日の買い物も便利です。
建物の目の前が商店街になっていて人通りが多いのも、女性にとっては安心ですね。
「シェアレジデンス 常盤台」を運営しているのは、「株式会社シェア・デザイン」さん。
遊び心に溢れる社長さんを筆頭に、若手のスタッフさんが忙しく飛び回っている、勢いのあるチーム。
最近は女性のスタッフさんも加わり、ますます厚みが出てきたようです。
イベントも多く、入居者さん同士の交流も活発。
毎月、管理しているシェアハウス全体の誕生日会を開催するそうです。運営している原宿のカフェに、その月に誕生日の入居者さんを招待して、盛大にお祝いしているとか。
世代も近いせいか、スタッフさんと入居者さんの距離が近いのも特徴のようです。
サッパリしてるけれど、どこかひと癖あるインテリアにグッと来た方、駅の目の前に住みたい方。2016年2月時点では満室とのことですが、空室を見つけたらコチラからお問合せを。
室内に水まわりやキッチンを備えた、ワンルームに近い暮らし方も少しずつ増えてきました。
自分の譲れないところをしっかりと見極めて、ベストな部屋に出会えますように。
(テルヤ)
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