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ラウンジ

その昔N.Y.では、倉庫を改装して様々なアーティストが活動していたそうな。


今回は百花繚乱だった今シーズンでも、規模感の大き目のものとしては最後(多分)のデザイン物件、「シェアプレイス 浦和」を探検してみたいと思います。

ええもう皆様、期待してくれて結構です。


まずはスタイリッシュな外観から。

エントランスまではこんな様子。

左側の砂利の中に照明が埋まっていましたので、夜はぼんやりとライトアップされそうです。

一度日が暮れてから来てみたいですね。

※後日追記 夜の様子を撮影して参りました。

ポスト周りも雰囲気出してます。

ちなみに左側に見えるのは、正面玄関のカードロックの差込口。


ここで少し話は飛びますが、こちらの物件は「ロフト風」がコンセプト。

ロフトじゃなく。

LOFTでもありません。

これ、こういうロフト。

廃墟になったビルにトイレやバスルーム、キッチンのユニットを持ち込み、丹念に床を磨いて住居にし、大きなスペースをアトリエにして芸術家たちが住み着き始めたのは1950年代の終わりからだろう。

最初はニューヨーク大学を中心としたグリニッチ・ビレジにこの種の「ロフト」と呼ばれるアーティストの住まいが誕生した。画家のジャスパー・ジョーンズだの作曲家のジョン・ケイジだの、オノ・ケイコさんだのが前衛的なアートを生み出したのである。

70年代に入るとビレッジは観光客の町になり、芸術家は南に移動してソーホーに住み始めた。それに引き連れてレオ・キャステリやメアリー・ブーンなど前 衛的な絵画を扱う画商がギャラリーを続々オープンして、いつしかソーホーはアーティストと画廊の町に変貌していったのである。

ソーホーの変貌が物語るもの”より。

言うなればこんなです。


という事で、そんなロフトをコンセプトとするこの物件、何がロフト風かと言うと、まずはとにかくこれ。

天井が高くて抜けの良い1Fラウンジ。

むき出しの天井や床など、ざっくりした雰囲気を残しながらも温かみのある、くつろげる空間になっています。もう家にカフェがあるみたいな、いつでもカフェラテ飲めるみたいな・・飲めませんが。

で、ぐぐっと入った奥の方は、よりカフェ風な空間。

広くは無いですが日当たりの良いベランダ的なデッキもあります。

ラウンジの横に透けて見えるのはキッチン。良い具合の仕切り感になっています。

キッチンはまたまたIH式でズラリ。 調理機器もやっぱりズラリ。

で、上の写真の背中側には・・

こんな感じのカウンターテーブル。 共用PCはここに設置されています。

さて、途中ですが僕がこのシェアプレイス浦和について思う事。それは、

「これは面白い人が集まりそうだ。」

という事。自分のペースを持っていて、1人でこのラウンジでノートパソコンでカタカタ仕事してたりとか、雑誌読んでたりとかしてそうな空間。いつも皆でワイワイ、というだけでない落ち着いた使い方のできるラウンジですね。

個人的に好きかどうかと聞かれれば・・・ええ、けっこう好きです。はい。


ロフトなコンセプトで作られているのは、実はラウンジだけではありません。あえて頑張り過ぎない廊下の雰囲気も悪くない感じ。

しっかりモダンでもあり。

さて、実はもともとマンションだったこの物件、専有部部分は3室程度が集まってユニットを形成しています。

で、こちらは107号室。

広さ、形共に結構バリエーションがあります。青い扉の110号室はちょっと変形。

で、大注目は数室だけ用意された、ウォールペイント・フリー(!)な部屋。

こちらは208号室。

こちらは210号室。

ベニヤ(多分)の板が張られた部分の壁は、入居者したら自由にペイントしてOKとの事。取り壊し予定のある賃貸物件などでたまーにある貸し方ですが、ある程度回転のあるシェアハウスで壁塗りOKの物件を見た事はありません。

かなり前代未問ですが、それでこそ“ロフト風”と言うか、いやー面白いですね。


水周り関係は各専有部群ユニットごとに共用。

ランドリー兼洗面台兼脱衣室。

ウォシュレットの付いたお手洗いに・・

バスタブ付きの浴室。

3人程度で水周り共用の計算 という事で、通常のシェアハウスよりはずっと利用はゆるゆると言えます。

友達を集めてユニット固めちゃうのも、楽しいかも。


さて、全方位的に“ロフト風”コンセプトが展開されているこの「シェアプレイス 浦和」、運営は株式会社リビタさんです。

独特のムードのある物件で、気に入る人はとても気に入るはず。

そうそう最寄り駅の浦和ですが、意外や(と、思ってたのは自分だけ?)相当に便利そうです。

まず、駅前のどでかいパルコがツカエます。

MUJIもLOFTも入っていて、たいがいのモノはここで揃う感じ。もちろん飯屋、飲み屋もアリ。

京浜東北線の快速が停車するので、赤羽で乗り換えて池袋、新宿へ出るも良し、ダイレクトで上野、東京、有楽町まで直行するも良し。都内勤務の場合でも通勤の不便は意外に少なそうです。

もちろん大宮などなら尚良し。

落ち着いたお洒落ライフが実現できる家を探している方、今年もアート魂全開でいきたい方、レッズ大好きな方などなど、お問合せはこちらよりどうぞ。


取りあえず見に行くだけでも結構面白いですよ、ここ。

(キタガワ)

新宿まで湘南新宿ライン直通で26分の好立地、浦和の街の閑静な住宅街の中ほどにある落ち着いたシェアハウスです。個室は安心のプライベートス ペース。 40帖以上の広く清潔なキッチン・ラウンジには、3台のシステムキッチンを完備。レンジ・オーブン等の家電や...

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