シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?
オレンジにも、いろんなカタチがあるのがいい。
今回のシェアハウス探検隊は、その名も「オレンジハウス」。
蜜柑でも檸檬でもなくオレンジということで、これからの暖かい季節に向けて元気が沸きそうな名前です。
手がけられたのは、以前にも大正ロマンをテーマにした「roman亭」など、愛情とユニークなアイデアがたくさん詰まった物件を提案している事業者さん。
またもや独特なネーミングにも、ちょっと納得。
なお、今回も「roman亭」同様に女性専用という事です。
さて、最寄りの駅から周辺環境を案内してもらいながら、歩くこと数分。
閑静な住宅街の一角に、外観が見えてきました。
すらりと伸びたオレンジの雨樋が目印です。
正面玄関右手にもしっかりとオレンジマーク。
鍵は最近もっぱら主流になってきた、ナンバー式ロックです。
さっそくお邪魔します。
玄関を開けると、南仏を思わせるほのかなオレンジ色の壁と、正面にはオレンジの絵がお出迎え。
ザッツ・オレンジハウス。
玄関右手にはメールボックスの下に、傘掛けとブーツホルダーがずらりと。
ブーツホルダーがこれだけ並んでいるのは女性物件ならではの光景ですが、その隣には傘立てならぬ傘掛けもあります。
傘って雨の日にしか使わないのに、どこかに置き忘れて1本、突然の雨でまた1本と、気づけばともなく増えてしまいがち。そしてシェアハウスの傘置き場では、時に無残な姿で放置された傘たちを目にすることもしばしば。
でも、このように掛ける収納であれば、本数も限定されるし見た目もスッキリ。
ブーツホルダーといい、なかなかおもしろいアイデアではないでしょうか。
なお、玄関左手には、秘密のウォークイン・靴置き場があります。
基本的には2階にしっかり靴置き場があるので、秘密の靴置き場の利用については要相談ということです。
無類のシューズマニアさんは、訊ねてみる価値ありかもです。
では、さっそく玄関を抜けてリビングへ。
白いカーテンから射し込む光がペールトーンの壁とモノトーンの床の木目にそれぞれ温かみを加える、なかなかに心地の良い空間。
広々!という程ではありませんが、インテリアや色調が柔らかく、とても女性らしい印象の空間は、つい長居したくなりそうな。
さて、続いて併設のキッチンへ。
広がるは特別オーダーしたという気合いの入った厨房機器。
その豊富な調理器具とシンプルで機能的なキッチン周りは、料理好きな方にとって間違いなく充実の空間ではないでしょうか。IHコンロとオール・ステンレスの調理場は、お掃除も楽ちん。
使う前に若干緊張するのではないかというほど、まだピカピカのシンク。でも、ステンレスの調理場は水垢が鬼門。入居された方は使った後の食器類はなるべくすぐに片付け、末永く新品感を持続させて頂きたいものです。。
こちらはキッチン家電と調理器具、ストッカーのコーナー。フックに引っ掛けれた紅白のカップが目を引きます。オレンジ色のストッカーは部屋番号ごとに分けられています。
そのすぐ左手には、ドカンと居住人数に対しては申し分ないであろう大型冷凍冷蔵庫。
右が冷凍、左が冷蔵。どちらも大容量です。
それぞれステンレスの扉の内部は部屋番号ごとに仕切られているので、自分が保存している食材が一目瞭然。間違って人のものに手をつけてしまう心配もなく、自分の食材もすぐ見つけられて便利そう。
キッチン家電はご覧の通り、定番コースはひと通り揃っています。
なんだか懐かしい道具も健在。
この絶妙な緑とレトロ感が愛らしい電気コンロもまだまだ使えます。そういえば、昔の家電ってこんな色味が多いと思うのは気のせいでしょうか。
キッチンとラウンジ全体はこんな感じ。
ラウンジの横には、こんな程良い感じのテラスもあります。
手前にあるのは、なんとBBQレンジ。これは楽しいハズ。
初夏の夕べ、テラスで一杯涼みながら仲間とBBQ。初冬の昼下がり、最近寒くなってきたねと暖をとりながら仲間とBBQ。
BBQレンジと過ごすテラスのひとときを妄想シュミレーションしてみたところ、春夏秋冬常に楽しいことになってます。
が、あくまでも妄想の話なので、そこはあしからず。
それと屋外でのお楽しみは近所迷惑にならないよう、常にご注意を(大事)。
では、続いて水回りを見てみます。こちらは脱衣室にある洗面台。
洗面台の右手はランドリー・スペースになっていて、コイン式の洗濯機と乾燥機が各一台ずつ設置されています。
ストッカーも用意されているので、お風呂道具も気兼ねなく置いておけますね。
乾燥機の横にはシャワールームの順番待ちを知らせるサイン。ボードゲームの駒のようでかわいらしい。
確かに入居人数とのバランスを考えると多少はあるかもしれません、順番待ち。
こちらはシャワールームです。シャワーはミスト式。
ちなみに霧のマイナスイオンは心身を爽快にしてお肌を磨き、疲れを取る働きがあると聞いたことがあります。入居して使った方、いつか感想を教えて下さい。
お手洗いはこのような。ウォシュレット付きです。
こちらは3階ですが、各フロアに1室ずつあるので、お手洗いに関しては順番待ちはまず無いでしょう。
それでは、いよいよ専有部を見てみます。
まずは201号室から。
リビングからは一変、オフホワイトの壁ですっきり。
そう言えば今回の物件では、各専有部に洗面台の他、珍しくテレビまで設備されています。通常の賃貸物件に近い位置づけで普及が進み、専有専有部の設備はある程度簡素化されてゆく傾向のシェアハウスにあって、テレビっ子には嬉しい使用では。
窓の外には物干し竿もついているので、お洗濯は外干しできます。
こちらは広めの204号室。大きめの窓が特徴的です。
ドレッサーとハンガーポール付きの収納も各専有部に設置され、収納スペースもほどよい感じ。
長いベランダは203号室とつながっています。
301号室。モノトーンのカーペットとブラインドが部屋の印象を引き締めます。
各専有部に設置された洗面台。
石けんや歯ブラシなど、細々したものを置くスペースも確保されています。女性専用物件という事で、お化粧や身だしなみの際に便利そうです。
こちらは可動式のフック。自分の好きな場所に置き換えられます。
部屋のロックはナンバー式です。
赤のカーペットで元気な印象の304号室。
ベランダからは屋上につながっているオレンジのハシゴが見えますが、危ないので登らないようにしましょうね。
階段に敷かれたカーペットは、防音対策とか。
ちなみに壁は遮音シートを4重にして防音効果を高めたそうです。
また、
壁の一部は特殊ローラーで塗られた立体感あるペンキ仕上げです。
玄関のすぐ横には、駐輪スペースがあります。
それなりにスペースがあるので、ある程度の台数はイケそうです。
さて、最寄駅は、東京メトロ丸ノ内線の新大塚駅から徒歩2分という駅近ですが、実はJR山手線の大塚駅からも徒歩8分という事で、アクセス環境は大変便利。
家の近くには24時間営業のスーパーマーケットもあり、買い物にも不便はなさそうです。
ほどよく都会、ほどよく下町。落ち着いた賑やかさを持った街です。
今回の「オレンジハウス」を運営するのは「株式会社オフィス・シントウ」さん。
住み手の気持ちを考えた審美眼から新鮮なアイデアを提供し続けてくれる、探求心旺盛な事業者さんです。
最初に「今回は、なぜオレンジなのですか?」と訊ねた時は、壁の色がオレンジだったから、と直球なお答え。
けれど壁に描かれたオレンジの話になると、「オレンジにもいろんなカタチがあっていいよね、壁に描かれたオレンジは、サクランボみたいな、リンゴみたいな、架空のオレンジなんだよ。」と、そっと一言。
穏やかな家で、いろいろな個性が暮らす家。
もしかしたら、それがこのオレンジハウスに秘められた思いなのかもしれません。
ふぞろいなオレンジの1つになってみたい!という方は、ぜひ問合せてみてください。
(2010.4.26現在、早くも満室になってしまったようです)
先日、あるイベントに参加した時のこと。
数種類ある香りからアロマを選び、自分のアロマウォーターを作ってもらえるという内容で選んだ香りはイランイランとオレンジ。
その甘い香りはともに緊張感をほぐし、落ち込んだ気持ちを和らげ前向きな気持ちをつくるそうで、香りから生活をリフレッシュするのもいいものだなあと、そんな出来事と選んだ香りから、ぼんやりこの家のことを思い出したのでした。
(ホン)
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